令和8年7月28日、とても大きな地震が熊本県でありました。
被災された皆様ならびにご家族の皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
LINEヤフー基金では令和8年熊本地震への緊急支援募金を7月29日から開始しました。
大きな地震が発生すると、さまざまな団体で緊急支援募金の受付が始まります。そして、少しでも被災者の方の力になりたいと多くの人が緊急支援募金に協力しています。
しかし、集まったお金がどのような流れで活用されているのか、何に使われているのか、と疑問に思う人もいるのではないでしょうか。
今回は、地震発生時の緊急支援募金の仕組みについて、募金が集められてから被災地で使われるまでの流れを分かりやすく解説します。
地震の被災に対する緊急支援募金とは何か?
地震の被害を受けた地域や被災した人を助けるために、個人や企業などから集めるお金のことを「緊急支援募金」といいます。
大きな地震が発生すると、被災地では食料・水・医療・住まいなど、さまざまな支援が必要になります。そこで、多くの人から寄付を集め、被災者の生活支援や復旧活動に役立てます。
緊急支援募金は実際の災害時に数多く行われていました。2024年の能登半島地震でも緊急支援募金が実施されました。日本赤十字社では現在も募金の受付をしています。
緊急支援募金の目的
地震直後の被災地では、次のような問題が発生します。
- 家や建物が壊れる
- 電気・水道・ガスが使えなくなる
- 食料や飲み水が不足する
- 避難所で生活する人が増える
- 医療や介護の支援が必要になる
緊急支援募金は、こうした被災地の困りごとを解決するために使われます。
緊急支援募金の主な使い道
地震への募金には、大きく分けて「義援金」と「支援金」があります。

義援金
義援金とは、集まったお金を被災した人へ届けるための募金です。
例えば、
- 住宅修理費用の補助
- 生活再建のための費用
- 被災者への見舞金
などに使われます。
ただし、誰にどのくらい配るのかを公平に決める必要があるため、実際に被災者へ届くまでには時間がかかる場合があります。

どうして公平に決めるために、募金が届くまでに時間がかかるの?
被災者に募金が届くまでに時間がかかる理由は、
- 被害の大きさを確認する
- どの程度の被害でいくら配分するかを決める
- 支援対象者を決める
- 配分の優先順位を決める
必要があるためです。
義援金の給付(配分)を最終的に判断するのは、基本的には自治体が中心となります。
ただし、自治体だけで自由に決めるのではなく「義援金配分委員会」などの組織で、公平な基準を決めたうえで配分します。
時間はかかりますが、被災した人へ公平に届けるための大切な手続きです。
支援金
支援金は、被災地で活動する団体を支えるためのお金です。
例えば、
- 避難所への食料や水の提供
- 医療スタッフの派遣
- ボランティア活動
- 被災地の復旧作業
などに使われます。
支援金は、現地で必要な活動にすぐ使いやすいという特徴があります。
緊急支援募金の仕組み
ここからは集められた募金の流れについて説明していきます。

① 募金の呼びかけ
大きな地震が起きると、以下のような団体が募金を呼びかけます。
- 日本赤十字社
- 中央共同募金会または各地の共同募金会
- 日本財団
- 自治体や報道機関、企業 など
② 資金の管理・振り分け
集まったお金はすぐに配られるわけではありません。被害の規模を調査し、必要な支援内容を整理(食料・医療・住居など)します。そして、公平に配分するための基準を作ります。
例えば、日本赤十字社は「義援金」を集めて義援金分配委員会などを通じて被災者へ分配したり、NPOは「物資・医療・人員支援」に使うことが多いようです。
③義援金の分配の仕組み
義援金は通常、以下のような流れで配られます。
- 国や自治体が「義援金配分委員会」を設置
- 被害状況(全壊・半壊など)を基準に金額決定
- 各世帯へ支給
「誰にどれだけ配るか」を公平に決めるため時間がかかります。

すぐに支援活動に使われるのが「支援金」、被災者の生活再建を支えるのが「義援金」なも。

LINEヤフー基金ではお金だけじゃなくて、ポイントでも募金できるよ!
今までもいろいろな方法で募金ができましたが、今ではポイント寄付やスマホ決済での募金もできます。ポイント寄付やスマホ決済での募金の方法を見てみましょう。
募金の方法
ポイント寄付
ポイント寄付とは、普段の買い物やサービス利用などで貯めたポイントを現金の代わりに寄付する仕組みです。
災害が発生した際には、クレジットカード会社や通販サイト、スマホ決済サービスなどが「被災地支援」として期間限定でポイント寄付を受け付けることがあります。
各会社によってポイント寄付の詳細は異なりますが、一般的な流れを紹介します。詳細については各会社のポイント寄付方法を確認してください。
① 寄付先を選ぶ
まず、ポイント寄付を受け付けているサービスや団体を確認します。
② 寄付したいポイント数を入力する
寄付ページでは、
- 使用するポイント数
- 寄付する団体
などを選択します。
例えば、
- 100ポイント=100円相当
- 500ポイント=500円相当
のように、ポイントを金額に換算して寄付します。
※交換レートはサービスによって異なります。
③ 内容を確認して寄付する
入力内容を確認し、決定するとポイントが減算されます。その後、サービス運営会社などがポイント分の金額を寄付先へ送金します。
ポイント寄付をする場合には注意点があります。それは、必ず公式のサイトやホームページ、信頼できる支援団体のホームページから手続きをするということです。災害時には、偽の寄付ページや詐欺サイトが作られることがあるので、注意が必要です。

保有しているポイントを使って募金ができるから、募金しやすいなも。
スマホ決済での募金
スマホ決済での募金とは、スマートフォンの決済アプリを使って、電子マネーや残高などから寄付する方法です。
各会社によってスマホ決済での募金の詳細は異なりますが、一般的な流れを紹介します。詳細については各会社のスマホ決済での募金方法を確認してください。
① 寄付先を選ぶ
利用しているスマホ決済サービスや支援団体の公式ページから募金先を確認します。災害時には、期間限定で「緊急支援募金」の受付ページが開設されることがあります。
② 募金ページを開く
スマホ決済アプリを開き、
- 「寄付」
- 「募金」
- 「災害支援」
- 「社会貢献」
などの項目を選択します。
そこから、寄付したい災害や支援団体を選びます。
③ 寄付金額を入力する
寄付する金額を入力します。少額から寄付できる場合もあります。
支払い方法はサービスによって異なりますが
- アプリ残高
- 登録した銀行口座
- クレジットカード
などが利用できる場合があります。
④ 決済して寄付完了
金額や寄付先を確認し、決済すると寄付が完了します。
スマホ決済での募金をする場合にも、詐欺から身を守るために公式アプリ・公式サイトを利用したり信頼できる支援団体のホームページから手続きをするようにしてください。

家にいても募金できるのが、ありがたいね。
信頼できる支援団体の見つけ方
- 公式サイトを確認する(SNSの投稿や、知らない人から送られてきた寄付リンクだけで判断せず、必ず公式ページから確認することが大切です。)
- 公式サイトに活動実績があるかを確認する
- 公式サイトで募金の使い方を公開しているか確認する
- 認定・登録されている団体か確認する(団体によっては、公益法人や認定NPOなどの公的な認定を受けている場合があります。)
以下のような場合には注意が必要です。
- 個人名義の口座への振込を求める
- 「今すぐ寄付しないと助からない」など過度に不安をあおる
- 団体名や活動内容が不明
- 公式サイトではなくSNSだけで募集している
- 寄付金の使い道が書かれていない
参考資料:World Vision、モノドネ
まとめ
「緊急支援募金」とは、地震の被害を受けた地域や被災した人を助けるために、個人や企業などから集めるお金のことでした。
緊急支援募金には、「義援金」と「支援金」がありました。義援金は被災した人に直接届けられるため、時間がかかることもあります。支援金は被災地で活動する団体を支えるために使われ、すぐに使われることが特徴でした。
募金の方法には、銀行振込・クレジットカード決済やコンビニのレジ募金、街頭募金だけではなく、ポイント寄付やスマホ決済での方法もありました。寄付を装った詐欺もあるため、公式アプリ・公式サイトを利用したり信頼できる支援団体のホームページから手続きをすることが大切です。正しい知識を持って募金することが、被災地への確実な支援につながります。
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今ではいろいろなSNSを使って必要な情報が共有されています。
若者を中心に新しいSNSであるsetlogが流行っているようです。
こちらの記事ではsetlogについて解説しているので読んでみてください。



