ダークパターン博物館が話題!ダークパターンとはいったい何?

障がいコラム

今、Xで話題になっている博物館があるのを知っていますか?その博物館の名前は「ダークパターン博物館」です。

ダークパターン博物館?

ダークパターンって聞いたことないけれど、面白そうな名前だから行ってみようよ。

ダークパターン博物館は実際に建っている建物の博物館じゃないなも。

みなさんは「ダークパターン」という言葉を聞いたことがありますか。「ダークパターン」とは、ユーザーが本来望んでいない選択をしてしまうように設計された、ウェブサイトやアプリの仕組みのことを指します。

この「ダークパターン」について体験し、学ぶことができるウェブサイトとして「ダークパターン博物館」が話題になっています。

インターネット通販やアプリの利用が当たり前になっていますが、「気づかないうちに損をしていた」というトラブルが増えています。その背景にあるのが「ダークパターン」です。

今回は、この「ダークパターン」について、仕組み・種類・見抜き方・対処法まで解説していきます。

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ダークパターンとは何か

ダークパターンとは、「Webサイトやアプリにおいて、利用者の意図に反して特定の行動(例:商品購入、サービス申込など)をとらせることを目的として設計されたユーザーインターフェース上のトリック」であるとされています。

一般社団法人ダークパターン対策協会」ホームページから引用

ダークパターンは単なる「見づらいデザイン」ではありません。

キャンセルや取り消しを気づかせない、やめる判断を揺るがす、断りにくくするといった仕組みを意図的に使ったデザインなのです。

代表的な例としては、サブスクリプションの解約の手続きを難しくしたり、「あと〇日」など期限が迫っているように見せかけて購入を急がせる手法などがあります。

ダークパターンの種類

ダークパターンの種類はいくつかありますが、代表的なものは以下の7つです。

① 社会的証明

@画像はGeminiで作成
  • 口コミの誇張や嘘の表示
  • 「〇人が使っています」などの他の人の行動を表示する

② インターフェース干渉

@画像はGeminiで作成
  • 「おすすめ」だけ目立つデザインになっている
  • 同意ボタンが大きく、拒否が小さい
  • 誤解しやすい販売価格の表示になっている
  • 広告だと分からないものをクリックさせる

③ 強制

@画像はGeminiで作成
  • 利用するために不要な個人情報を要求する
  • 登録しないと閲覧できない仕組みにする

④ 妨害(解約困難)

@画像はGeminiで作成
  • 解約だけ電話必須
  • 解約ページが見つからない

⑤ ナギング(繰り返し通知)

@画像はGeminiで作成
  • 同じ通知を何度も表示する
  • 設定変更を執拗に求める

⑥ こっそり(スニーキング)

@画像はGeminiで作成
  • 最後の決済画面で送料追加される
  • 手数料が後出しされる
  • 一回限りの購入と見せかけて、定期購入の契約をさせる

⑦ フェイク緊急表示

@画像はGeminiで作成
  • 「残り1個」という在庫の僅少表示をする
  • 「あと5分」などのカウントダウンタイマーの表示をする

心当たりがあるものもあるかも…。

ダークパターンを見分ける方法ってないのかな?

ダークパターンの見抜き方

① 解約が簡単か確認する

解約の手続きが複雑な手続きになっていないか(登録と同じくらい簡単に解約できるか)確認します。電話のみや複雑な手続きの場合は注意が必要です。

② 最終画面を必ず見る

総額が明確に表示されているか、定期購入の有無が書かれているか確認します。定期購入の有無が表示されている場合には、自分が選択した選択肢が表示されているかもチェックしましょう。

③ ボタンの見せ方が偏っていないか

「OK」だけ大きく目立っていないか、「キャンセル」が分かりにくい表示になっていないかチェックしましょう。

④ 焦らせる表示があるか

カウントダウンタイマーが表示されていないか、「今だけ」に根拠があるのか確認ておきましょう。

⑤ 小さい文字に重要情報がないか

送料や解約条件が目立たない場所に書かれていないか確認します。

ダークパターン博物館では、実際にダークパターンの体験ができるなも。

「見抜き方」にあった項目をチェックしてみてほしいなも。

もし、ダークパターンの被害にあったらどうしたらいいのかな?

被害にあったら

万が一ダークパターンに引っかかってしまった場合は、次の対処をしましょう。

① まず課金・契約を止める

サブスクや定期購入の場合は、すぐに解約手続きをします。アプリの場合でも、課金を止める手続きをします。

② 証拠を残す

ダークパターンの場合、契約後や購入手続きのあとに同じ画面を見返すことができない場合があります。購入画面・料金表示・解約条件のスクリーンショットを撮ったり、メールや通知を残しておきましょう。

③ 事業者へ連絡する

メールで解約・返金を依頼しましょう。記録を残すことが重要になるのでメールで依頼することをおすすめします。

④ 相談窓口を利用する

事業者へ連絡しても解決しない場合は、消費生活センター(188)に相談しましょう。

消費生活センター(188)は消費者トラブル全般の相談窓口として全国で対応しています。

⑤ 悪質な場合

消費生活センターへ相談しても解決できないような悪質な場合には、警察相談専用ダイヤル「#9110」に相談することもできます。

また、カード会社へチャージバック申請をすることができます。チャージバックとは、クレジットカードの不正使用などの理由でカード会社が事業者への売上を停止し、利用者に代金を返金する仕組みです。

困ったときには、一人で抱え込まずに窓口へ相談するなも。

参考資料:一般社団法人ダークパターン対策協会消費者庁 GMO Payment Gateway

まとめ

ダークパターンとは、ただ表示が分かりにくいだけではなく、キャンセルや取り消しを気づかせない、やめる判断を揺るがす、断りにくくするといった仕組みが使われた表示のことでした。

ダークパターンには主に7つの種類がありました。これらのダークパターンを見抜くためには、大切な内容が気づきにくい仕組みになっていないか、解約や拒否が難しくないか、最終的な金額や条件が明確に表示されているかなどを確認する必要があります。

そして、被害にあった場合は、まずは課金や契約を止めることが大切です。事業者へ連絡しても問題が解決しない場合には、消費者センターや警察相談専用ダイヤルへ相談することも検討してください。

ダークパターンについて分かりましたか?次はダークパターン博物館で体感してみてください。

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