バーチャルタレントがプロ野球のマウンドへ!異色の始球式が話題に
2026年7月20日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテマリーンズ対福岡ソフトバンクホークス戦で、ちょっと珍しい始球式が行われました。
Livedoor News「星街すいせい&初音ミクが始球式に登場 宣言通り105キロのストライク投球」
マウンドに立ったのは、人気VTuberの星街すいせいさん。そして、球場の大型ビジョンには世界的バーチャルシンガーの初音ミクが登場。まさに「VTuberとVOCALOIDがプロ野球にやってきた!」と言えるイベントです。しかも、この日のファーストピッチでは球場のスピードガンに105km/hが表示され、「思ったより速い!」「本当にストライクだった!」とSNSでも大きな話題になりました。
「そもそも星街すいせいって誰?」
「初音ミクとは何が違うの?」
そんな疑問を持った人も多いのではないでしょうか。
今回は、この始球式がどんな雰囲気だったか、そして話題になった105km/hがどれほどすごいのかを、わかりやすく解説します。

生身の人間じゃないキャラクターが出演する始球式ってどんな感じなも?気になるなも!
星街すいせいと初音ミクって誰?
一見すると似たような「バーチャルキャラクター」に見えますが、実はこの2人は成り立ちがまったく違います。
星街すいせいは「VTuber」
星街すいせいさんは、VTuberグループ「ホロライブ」に所属する人気タレントです。
VTuber(バーチャルYouTuber)は、モーションキャプチャーなどの技術を使って、演者の動きをアニメキャラクターに反映しながら配信やライブ活動を行う存在です。
ゲーム実況や雑談配信だけでなく、近年は音楽活動でも高い評価を受けており、星街すいせいさんはその代表格。オリジナル楽曲やライブイベントだけでなく、テレビ出演や企業CMへの起用も増え、「VTuber」という枠を超えて活躍しています。
つまり、キャラクターの裏側には実際の演者がおり、その人が歌ったり話したり、今回のように野球場で始球式を行ったりすることもできます。
星街すいせいさんのプロフィールはこちら→https://hololive.hololivepro.com/talents/hoshimachi-suisei

初音ミクは「VOCALOID」
一方の初音ミクは、VOCALOID(ボーカロイド)の代表的なキャラクターです。
VOCALOIDとは、歌声を合成して楽曲を歌わせるための音声合成ソフトウェアのこと。初音ミクはそのソフトのキャラクターとして2007年に登場し、世界中のクリエイターが彼女に歌わせた楽曲をインターネットへ投稿したことで、一大ムーブメントを生み出しました。
現在ではライブも開催されていますが、ステージ上に本人が立つわけではなく、映像やCG、プロジェクション技術などを活用してパフォーマンスを行うのが特徴です。
つまり、
- 星街すいせい=「演者がキャラクターを動かすVTuber」
- 初音ミク=「歌声合成ソフトから生まれたバーチャルシンガー」
という違いがあります。
どちらも「バーチャル」の存在ですが、その仕組みはまったく異なるのです。

なぜ2人が始球式に起用されたの?
「人気だから呼ばれた」というだけではありません。
今回の始球式は、ロッテが開催した冠協賛試合「冷たくて青い、夏が来た。クーリッシュ&爽DAY」の特別企画として実施されました。星街すいせいさんと初音ミクは、ロッテのアイスブランド「クーリッシュ」と「爽」のテレビCMで共演しており、そのコラボレーションを記念したイベントだったのです。
CMでは、2人がキタニタツヤさんの楽曲「青のすみか」をカバー。「青」をテーマに、夏らしい爽やかな世界観を表現しています。今回のイベントも、その世界観を球場全体で体験してもらうことを目的として企画されました。
また、近年のプロ野球では、アニメやゲーム、VTuberなどとのコラボイベントが珍しくなくなってきました。
球場に普段来ない若い世代やファン層に試合を楽しんでもらうきっかけづくりとして、こうしたコラボは年々増えています。今回も「野球ファン」と「バーチャルコンテンツファン」の両方が楽しめるイベントとして、大きな注目を集めました。
105km/hって実際どれくらいすごいの?

105km/hってどれくらいなも?
始球式後、SNSで特に話題になったのが、球場のスピードガンに表示された105km/hという数字でした。
もちろん、プロ野球選手なら150km/hを超える速球を投げる投手も珍しくありません。
しかし、始球式はプロの投手ではなく、芸能人や俳優、歌手、タレントなどが務めることがほとんどです。そのため、実際には60~90km/h程度になるケースも多く、100km/hを超えるだけでも「速い!」と驚かれることがあります。
しかも星街すいせいさんの一球は、ただ速かっただけではありません。ワンバウンドではなくキャッチャーまで届くストライク投球となり、球場からは大きな拍手が送られました。本人が事前に「剛速球を目指してがんばります!」とコメントしていたこともあり、その宣言どおりの見事な投球だったと言えるでしょう。
もちろん、105km/hは公式記録ではなく、球場演出として表示されたスピードガンの数値です。それでも、始球式としてはインパクト十分の数字であり、多くのファンの印象に残るイベントとなりました。

VTuberなのに、どうやってボールを投げたの?
今回の始球式で、「VTuberがボールを投げた」と聞いて驚いた人も多かったのではないでしょうか。
画面の中にいるキャラクターが、そのまま野球場に現れた……というわけではありません。
球場のビジョンとマウンドを連動させた特別演出によって実現した星街すいせいさんの出演です。
VTuberは、CGキャラクターそのものが存在しているのではなく、「キャラクターを通して活動するタレント」と考えるとイメージしやすいでしょう。
もちろん、イベント会場では「中の人」が誰なのかを明かすことはありません。観客や関係者も「星街すいせい」というキャラクターとして接するため、世界観は保たれています。
ただし、星街すいせいさんがキャラクターの姿で物理的にどうボールを投げたのか技術的な詳細は、球団やホロライブ側も公開していません。
では初音ミクは?
一方で、初音ミクは少し事情が異なります。
初音ミクには、VTuberのような「演者」は存在しません。
歌声はVOCALOID(現在は後継の歌声合成技術も含む)によって作られ、ステージやイベントではCG映像や大型ビジョン、プロジェクション技術などを使って登場します。
今回のイベントでも、初音ミクが実際にマウンドへ上がって投球したわけではありません。
球場の大型ビジョンなどを通してイベントに参加し、映像演出や応援で会場を盛り上げる役割を担いました。
そのため、「VTuberとVOCALOIDが一緒に始球式をした」とニュースでは紹介されることもありますが、実際には、
- 星街すいせい:最新の映像演出を交えながらファーストピッチに参加
- 初音ミク:映像演出として出演
という形で、それぞれ異なる方法でイベントへ参加していたのです。

まったく違う存在の2人が、協力しあってイベントを作り上げていたんだなもね!
まとめ
今回の始球式では、球場の大型ビジョンに初音ミクが登場し、星街すいせいは最新の映像演出を交えながらファーストピッチを披露しました。バーチャルコンテンツとプロ野球が融合した、まるでライブイベントのような華やかな演出は、多くの観客を驚かせました。
少し前まで、「アニメやゲームのキャラクターがプロ野球とコラボする」という企画は珍しいものでした。
しかし近年では、球団とアニメ作品のコラボデーやゲームとのタイアップ、VTuberのライブイベントなどが数多く開催されています。
その背景には、プロ野球が新しいファン層へアプローチしたいという狙いがあります。
若い世代の中には、「野球はあまり見ないけれど、VTuberは好き」という人も少なくありません。反対に、野球ファンがイベントをきっかけにVTuberや初音ミクへ興味を持つこともあります。
実際、今回の始球式でもSNSには、
- 「野球場で初音ミクを見る日が来るとは思わなかった」
- 「星街すいせいの球、思った以上に速かった!」
- 「VTuberって本当にいろいろな場所で活躍しているんだね」
といった感想が数多く投稿され、大きな盛り上がりを見せました。
こうした「異なる文化同士が出会う場」を作れることは、コラボイベントならではの魅力と言えるでしょう。

私もいつかCMとかに起用されたいなも

ブログに出るだけじゃダメなも……?
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なんとクーリッシュにはこんな裏技(?)もあるようです。試してみるのもいいと思います。



