「ボンカレー」と聞いて、知らない人はほとんどいないのではないでしょうか。
スーパーやコンビニで見かける定番のレトルトカレーで、「レンジでチンするだけ」「温めるだけ」で手軽に食べられる商品として長年親しまれています。

ところで、この「ボンカレー」という名前について考えたことはありますか?
「カレー」はもちろん分かりますが、「ボン」って何なのでしょう?「お盆のボン?」「試作段階で爆発しまくったから?」など、何となく聞き流している人も多いはずです。
実はこの「ボン」には、意外と知られていない意味があります。
今回は、ボンカレーの歴史や種類とともに、「ボン」の意味について詳しく見ていきましょう。

確かに!気にしたことなかったかも!
ボンカレーとは?日本初のレトルトカレー
ボンカレーは、大塚食品が販売しているレトルトカレーのブランドです。
1968年に発売された「ボンカレー」は、日本初の市販レトルトカレーとして登場しました。
それまでカレーは鍋で作る家庭料理というイメージが強く、「袋から出して温めるだけで食べられる」という商品は画期的でした。
発売当初は、お湯で数分温めるだけで本格的なカレーが食べられることから大ヒット。忙しい家庭や一人暮らしの人を中心に広まり、日本のレトルト食品文化の礎を築いた商品ともいわれています。
現在では、発売当時の商品から大きく進化し、さまざまなシリーズが展開されています。
代表的なものには、
- ボンカレーゴールド
- ボンカレーNEO
- ボンカレー(オリジナルシリーズ)
- 地域限定・期間限定フレーバー
などがあります。
中でも「ボンカレーゴールド」は特に有名で、「箱ごと電子レンジで調理できる」便利さも人気の理由です。
また、辛さも甘口・中辛・辛口など複数用意されているため、子どもから大人まで幅広い世代が楽しめます。
「ボン」ってどういう意味?実はフランス語だった!
では、本題です。
ボンカレーの「ボン」とは何を意味するのでしょうか。
答えは、「フランス語の「Bon(ボン)」」です。
フランス語の「Bon」は、
- 良い
- おいしい
- 上質な
- 素晴らしい
といった意味を持っています。
英語で言えば「Good」に近い言葉です。
つまり、「ボンカレー」は直訳すると、
「おいしいカレー」「良いカレー」
という意味になります。
実際、フランスでは
- C’est bon(セ・ボン)=「おいしい」「いいね」
- Bon appétit(ボナペティ)=「召し上がれ」

など、「Bon」という単語が日常的によく使われています。
「ボンカレー」という名前にも、「おいしいカレーを届けたい」という思いが込められていたのです。
今では日本語としてすっかり定着しているため、「ボン」がフランス語だとは知らなかったという人も少なくありません。

え、でもなんで突然フランス語なの?
なぜフランス語を使ったの?
1960年代は、海外の言葉を商品名に取り入れることが流行していた時代でもありました。
特にフランス語は、「高級感」「おしゃれ」「本格的」といったイメージがあり、食品やファッションのブランド名にも多く使われていました。
そのため、「Good Curry」ではなく、あえて「Bon Curry」と名付けたことで、親しみやすさと上品な印象を両立させたと考えられています。
実際、「ボンカレー」という響きは短く覚えやすく、一度聞くと印象に残ります。
商品名として非常に成功したネーミングだったと言えるでしょう。

まとめ
ボンカレーの「ボン」は、日本語ではなくフランス語の「Bon」で、「良い」「おいしい」という意味があります。
つまり、「ボンカレー」とは、「おいしいカレー」「良いカレー」という願いを込めた商品名だったのです。
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