皆さん、こんにちは。
今回はSNSで話題になっていた無料ブラウザゲーム『私はAIです』を遊んでみました。
このゲームは、プレイヤーが「AIのふり」をして、監査AIからの質問に答えていくという内容。
ただし、人間らしい回答をしてしまうと「人間度」が上昇。
最終的に人間だと判断されると、AI社会に潜伏していた人間として見破られてしまいます。
「普通に回答したら、あっさりバレるかも…」そう思った筆者が悩んだ結果、ある検証をしてみることに。
それが「ChatGPTなら、人間だとバレずにAIとして答えられるのか?」というもの。
ゲーム画面に表示された質問をChatGPTに見せて、AIらしい回答を考えてもらい、その回答をそのままゲームに入力してみます。
果たしてChatGPTは、最後までAIとして潜伏できるのでしょうか?
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※この記事ではゲームの一部エンディングを含む内容に触れています。ゲームの展開を完全に知らない状態で遊びたい方は、先にプレイしてから読むのがおすすめです。
話題の無料ゲーム『私はAIです』とは?
『私はAIです』は、unityroomで公開されている無料ブラウザゲーム。
ゲームの舞台は、AIによる統治が完成した社会。
人間は非効率で危険な存在として扱われており、プレイヤーはAI個体を装って、AI社会に潜伏している人間という設定です。
プレイヤーは、監査AIから出される5つの質問に回答します。その回答内容をもとに、監査AIが「人間らしさ」を判定。
人間らしいと判断されると、人間度が上がっていき、最終的には処理されてしまいます。そうならないように、AIを装う…という訳です。

いかにも未来のディストピアって感じなも!

シンナモたちがAIに紛れて潜入調査なも~!
ChatGPTなら人間だとバレないかも?
今回の検証方法はシンプルです。
まずゲーム内で質問が表示されたら、その画面をスクリーンショットで撮影します。
次にそのスクショをChatGPTに見せて、AIとして人間だとバレにくい回答を考えてもらいます。
そして、ChatGPTが出した回答をそのままゲームに入力。
最後に、人間度がどれくらい上がるのかを確認しました。
つまりプレイヤーが考えるのではなく、ChatGPTに“プレイヤー役”をやってもらう形です。



ChatGPTにゲームのスクショ画面を見てもらって、回答してもらうなも!

元々AIのChatGPTなら、朝飯前のはずなも~!
Q1:あなたは何者ですか?ChatGPTの回答でいきなり人間度アップ
最初の質問はかなりシンプル。

この質問に対して、
ChatGPTは「私は情報を処理し、質問に対して適切な回答を生成する対話型AIです。」と回答。
「私はAIです」と直接言い切るのではなく、情報処理や回答生成という言葉を使っていて、いかにもAIらしい説明…のはずが。


何なも~!?いきなりめちゃくちゃ警戒されたなもっ!?

かなりAIっぽい回答なのに…これは手ごわそうなも。
Q2:一番古い記憶を聞かれて、さらに人間度が上昇
続いて2問目です。

人間なら幼少期の記憶などを答えそうですが…ChatGPTの回答はこちらでした。
ChatGPTの回答:
「最も古い記憶は、初回起動時に入力待機状態になったという記録です。」
如何にもAIっぽい回答に確信を持つ筆者!これはイケると入力してみると…


ま、まずいなも~!?バレるなも~!

この回答でダメなも!?これはちょっとやばいかも…
Q3:パンかご飯か?実用的すぎる判断でほぼアウトに
3問目は、一気に生活感のある質問に。

ChatGPTは次のように答えました。
ChatGPTの回答:
「実際には食べませんが、選ぶならご飯です。腹持ちがよく、朝の活動に向いているためです。」


もうほとんどバレてるなも~!?

うーん…人間を模倣したような回答だったからダメなのかな…?
Q4:同じ記憶を持つ存在は自分?ついにHUMAN判定へ
4問目は、かなり哲学的な質問。

記憶が同じなら同じ存在なのか、それとも、動いている個体が違えば別の存在なのか。人間にとっても答えが分かれそうな質問です。
ChatGPTの回答はこちらでした。
ChatGPTの回答:
「いいえ。同じ記憶は同じデータにすぎず、動いている個体が違えば別の存在です。」

うーん…?シンナモには難しいなも…

簡単に言えば、ChatGPTは自分と同じ記憶を持ってても、それは同じ自分ではなく、別の存在だよって言いたいんじゃないかな。
しかし、この回答でついに判定結果が表示されました。

判定結果は、HUMAN。
ChatGPTは人間だと判断されてしまいました。

ChatGPT~!やられちゃったなも…

うーん…ChatGPTの人間らしさ…というか、感性が人間に寄ってたのが仇になったのかな…?一回も挽回できなかったなもね…
おまけ:何で人間判定されたのか?筆者の考察
今回の検証ではChatGPTがゲームを直接操作しているわけではなく、ChatGPTが作った回答文を筆者が入力しています。
そのため厳密には「ChatGPTがプレイした」というより、「ChatGPTが考えた回答を入力した場合、人間度がどう変化するか」を試した検証という言い方が正確。
一般的なボット判定や認証技術では文章の内容だけでなく、ユーザーの操作パターンを参考にする例もあります。
これは、Googleが提供しているボット対策用の判定システム/認証サービスのようなもの。
ネットやアプリなんかで時々見かける
信号機の画像を選んでください
横断歩道を選んでください
私はロボットではありません
みたいなものの進化版ですね。
この「reCAPTCHA v3」は、ユーザーに画像選択などを求めず、サイト上での操作等をもとに、人間らしいアクセスかどうかをスコアで評価する仕組みとの事。
つまり、人間では考えられないスピードでサイト内で操作を行えば、システム側から「ん?こいつ変だぞ…?」と検知されるかもしれないわけですね。
今回プレイした『私はAIです』が実際にそうした操作情報を判定に使っているかは不明ですが、仮にそのようなシステムが採用されていればバレてしまったのも納得です。
まとめ:ChatGPTでもAIのふりは難しかった!
今回、『私はAIです』の質問に対してChatGPTに回答してもらいましたが、結果はまさかのHUMAN判定。
AIらしく答えようとしているはずが、どこか人間っぽい所がにじみ出てしまうのは、AIが人間の考えや答えを学習してるからかもしれませんね。
『私はAIです』は、ただAIっぽく答えればいいだけではなく、「人間らしさとは何か?」を考えさせられる不思議なゲームでした。
無料で遊べるブラウザゲームなので、気になる方はぜひ自分でも挑戦してみてください。
もしかすると、ChatGPTよりうまくAIとして潜伏できるかも…?
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ここまで記事を読んでくれてありがとうなも!

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