皆さん、こんにちは。今回は海外で話題になっている「聖像の修復失敗」についてのお話。
ブラジルの宗教的な聖像が修復されたところ、顔の印象が大きく変わってしまい、住民から批判が集まったと報じられています。
修復と聞くと、傷んだものを元の姿に近づける作業を想像しますよね。
ところが今回のケースでは、眉やまつ毛、唇などが強調された見た目になり、SNSでは「これはやらかしたのでは?」と注目を集めることに。
今回は、ブラジルの聖像修復失敗で何が起きたのかを整理。また過去にあった同様の「やらかし」も一緒に紹介していきたいと思います。
本記事はこちらのニュースを参考にしています(ポルトガル語の為、翻訳機能を利用する事をおすすめ致します)
ブラジル聖像修復失敗。そのまさかの出来に住民も激怒
今回話題になったのは、ブラジル・ミナスジェライス州カルモ・ド・カジュルにある宗教的な聖像の修復です。
下記ポスト画像の左側が修復前、右側が修復後の状態です。


元と全然違うなも~!?

まさに「どうしてこうなった…orz」状態なも…
風雨などで傷んでいた聖像を修復しようとしたところ、顔の印象が大きく変わってしまいました。太く描かれた眉、はっきりしたまつ毛、赤い唇など、元の聖像とは別物になってしまったのです。
本来は厳かな雰囲気の聖像だったはずが、修復後はまるでメイクをしたような姿に。
住民からは「これは文化遺産の破壊行為だ」「イエスの目まで変に曲がって描かれている」などの批判が寄せられたとのことです。(出典:東スポWEBより)

確かに、あれじゃ怒るのも無理ないなも…
また、修復を依頼したノッサ・セニョーラ・アパレシーダ教区評議会も、仕上がりには納得していなかったようです。
評議会は「今回の結果には満足していません」としたうえで、専門の修復家を探していること、顔に施された塗装はすでに除去したとのことです。(出典:東スポWEBより)

依頼した評議会としても、不本意な結果みたいなも。
スペインでも過去に似た事例があった
今回のブラジル聖像修復失敗を見て、スペインの有名な修復失敗事件を思い出した人もいるかもしれません。
いわゆる「モンキー・キリスト事件」です。スペイン・ボルハの教会にあったキリスト画《Ecce Homo(エッケ・ホモ)》の修復失敗事件として知られています。
ポスト内画像の左側が修復前、右側が修復後の状態です。
この作品は、イエス・キリストを描いた宗教画でした。
2012年、地元の女性が傷んでいたこの宗教画を修復しようとしたところ、元のキリスト画とは大きく違う姿になってしまいました。
その見た目が海外で話題になり、「Monkey Christ(モンキー・キリスト)」などと呼ばれ、世界的なミームのように広がりました。

ちなみに、この修復中だったEcce Homoを見ようとして教会にたくさんの人が来て、観光名所にもなったらしいなも!

修復に失敗したはずの芸術作品が観光名所になるなんて…人生何が起きるか分からないなもね…
ほかにもあった?世界のやらかし修復事例
ここまで紹介した2つだけでも十分インパクトがありますが、実は世界にはほかにも「修復しようとしたら別物になった」と話題になった事例が。
ご紹介するポスト内の画像はどちらも左側が修復前、右側が修復後の状態になります。
パレンシアのポテトヘッド像
スペイン・パレンシアでは、建物の外壁にあった彫刻の修復後の姿が話題になりました。
元々は装飾彫刻(銀行のファサードの一部)だったのですが、修復後の顔立ちが大きく変わり、海外ではトイストーリーに登場するキャラクター「ポテトヘッド」のようだと紹介されたことがあります。

ディズニーの本家「ミスター・ポテトヘッド」はこちらからご確認ください。
ポスト内画像の左側が修復前、右側が修復後の状態になります。
美しく微笑んでいたはずの女性の顔が、全く別の顔に…何なら顔の形まで、縦長になっているような…。

この彫像も、まさか自分がこんな顔になるとは思ってなかったはずなも…
聖ゲオルギオス像の修復失敗
同じくスペインでは、聖ゲオルギオス像の修復失敗も話題になりました。
16世紀の木製像が修復されたものの、色味や顔の印象が大きく変わり、まるで別のキャラクターのように見えると注目されました。
ポスト内画像の左側が修復前、右側が修復後の状態になります。
こちらも宗教像に関わる事例なので、今回のブラジル聖像の件と近いものがあります。
直したかった。
きれいにしたかった。
その気持ちはきっとあった…はず…です。

他に比べるとまだマシな気もするけど…コレジャナイ感が半端ないなも…
まとめ|ブラジル聖像修復失敗は芸術作品修復の難しさを知らしめた
今回のブラジル聖像修復失敗は、修復後の顔立ちが大きく変わったことで、住民から批判が集まる事態となりました。
画像だけを見ると、思わず「どうしてこうなった!」とツッコミたくなるインパクトがあります。
しかし、地元の人にとって聖像はただの飾りではなく、信仰や地域の記憶と結びついた大切な存在です。だからこそ、元の印象が大きく変わってしまったことに、怒りや戸惑いの声が出たのかもしれません。
直したかった。
きれいにしたかった。
きっと悪気はなかった。
……とはいえ、仕上がりが予想外すぎるとツッコまずにはいられません。
今回の騒動は少し笑えるニュースに見えつつも、芸術作品や宗教像を修復することの難しさを改めて感じさせる出来事だったのかもしれませんね。
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ここまで記事を読んでくれてありがとうなも!

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