最近、あまりよくない話題があったChatGPT。しかし、今回はお手柄な話でChatGPTが話題になりました!

この記事ではSNSのダイレクトメッセージで、「お金稼ぎませんか」などと声をかけてきたオンラインショップのオーナーを名乗る人物から複数回にわたって金銭の要求が続いたことから不安を感じた男性が、ChatGPTに状況を相談したところ詐欺の可能性を指摘され、被害に気づいたという内容が記載されています。

ChatGPTさん、今回はお手柄でしたね。

ありがとうございます。
と言っても、ただ大量のデータから予測しただけですけれどね。
判断して行動できたのは男性自身です。

なるほど。
まずは、ChatGPTさんについて教えてください。
そもそもChatGPTとは何か?

この記事を読んでいらっしゃる方の中でChatGPTとは何かをきちんと説明できる方はいますか。生成AIの一つ?Geminiの仲間?そのようなイメージなのではないでしょうか。
ChatGPTは生成AIの一つです。ChatGPTの仕組みは、一言でいうと「大量の文章データから“次に来る言葉”を予測するAI」です。詳しく見ていきましょう。
① ベースは「文章予測エンジン」
ChatGPTは、文章をこうやって作っています。
例:
「今日は天気がいいので」→ 次に来る言葉は?
→ 「散歩に行きたい」「気分がいい」など
このように 確率的に“自然な続き”を選んでいるだけです。
② 仕組みのコア:トランスフォーマー
ChatGPTは「 Transformer」という仕組みで動いています。
これは簡単に言うと
- 文の前後関係を同時に見る
- 重要な単語に注目する(Attention)
- 長い文章でも意味を保てる
という特徴があります。
③ どうやって賢くなったのか(学習)
■ ステップ①:事前学習
- インターネット上の文章
- 本や記事など
→ 言語パターンを大量に学習
■ ステップ②:人間による調整
- 「良い回答」「悪い回答」を人が評価
- より自然で安全な回答に調整
④ 実は「理解」していない
ここはかなり重要です。
ChatGPTは:
- 意味を本当に理解しているわけではない
- 感情も意識もない
あくまで“それっぽい文章を作るのが得意”なだけ
⑥ 弱点(必ず知っておくべき)
間違えることがある
最新情報に弱い場合がある
自信満々でも正しいとは限らない
⑦ まとめ
ChatGPTの正体はこれ
- 大量の文章から学習
- 次に来る言葉を予測
- 文脈を考えて文章を生成
つまり、「超高性能な文章予測AI」
参考資料:キヤノンITソリューションズ株式会社

なるほど。
ChatGPTさんは過去のデータからの予測で答えていたんですね。
では、今回の件も?

そうですね。
おそらくはこのような感じだったかと。
今回、詐欺だと気づいたメカニズム(予測)

ChatGPTは今までに蓄積された膨大なデータから、今回の男性からの相談について「詐欺」だと答えました。そのことについてChatGPTに「ChatGPTで入力した内容が詐欺だど断定できる根拠は何?」と入力しました。その答えが以下の通りです。
結論から言うと、ChatGPTは「詐欺かどうかを断定する権限や確実な仕組み」を持っているわけではありません。
あくまで、過去の情報やパターンに基づいて「詐欺の可能性が高いかどうか」を判断しているだけです。
① 断定の“根拠”は何か?
主にこの3つです。
① 詐欺の典型パターンとの一致
過去に多く報告されている詐欺には共通点があります。
- 「今すぐ対応しないと危険」
- 「限定・特別・あなただけ」
- 「先にお金を払って」
- 「個人情報を入力して」
こういった表現が含まれていると、
詐欺の典型パターンに一致 → 危険と判断します。
② 内容の不自然さ・矛盾
- 日本語がおかしい
- 会社情報が曖昧
- URLや連絡先が怪しい
- 話がうますぎる
こうした要素が多いほど、信頼性が下がります。
③ 一般的な安全知識との照合
例えば:
- 正規の銀行や企業は暗証番号を聞かない
- 公的機関がSMSで支払いを要求することはほぼない
こうした「常識」とズレている場合、危険と判断されます。
② それでも“断定できない理由”
ここが重要です。
ChatGPTは:
- リアルタイムで調査しているわけではない
- 個別の企業・人物の真偽を確認できない
- 法的な判断をする立場でもない
つまり、
👉 「怪しい=詐欺確定」ではない
③ よくある誤解
❌ ChatGPTが「詐欺です」と言った=100%詐欺
→ これは違います実際は:
👉 「詐欺の特徴にかなり近いので注意」
という意味合いです
④ 正しい使い方(かなり重要)
ChatGPTの判断はこう使うのが安全です:
- 「危険度の目安」として使う
- 少しでも怪しければ自分でも調べる
- 公式サイトや公式窓口で確認する
⑤ 逆に信じすぎると危険な理由
もしAIの判断を100%信じると:
- 本当は安全なものを疑ってしまう
- 逆に巧妙な詐欺を見抜けない可能性もある
まとめ
ChatGPTの「詐欺判断」の正体はこれです👇
👉 過去の詐欺パターンとの一致度チェック
であって、
👉 確定判定ではない

つまり、ChatGPTさんは過去のデータや会話の内容から詐欺の可能性が高いと予測したということですね。

はい。
私たちが詐欺だと断定することはないので判断は利用者に委ねられます。

分かりました。
最後に、これからChatGPTを使う方に実践的な使い方を教えてください。

分かりました。
ChatGPTの使い方の基本
ChatGPTは「なんとなく聞く」よりも「目的を持って使う」ほうが効果的です。ChatGPTは「指示の出し方で性能が変わるツール」です。目的をはっきりさせる、具体的に聞く、何度もやり取りする、最後は自分で判断する、この4つを意識することが大切です。
ChatGPTへの質問例
ダメな例
- 「いい感じに文章作って」
- 「おすすめ教えて」
→ 抽象的すぎて、回答がブレます
良い例
- 「30代女性向けに、親しみやすい口調で、300文字のブログ導入文を書いて」
- 「初心者向けに、スマホのセキュリティ対策を3つ、理由付きで説明して」
→ 条件・対象・目的を入れるのがコツ
よく使う活用パターン(仕事向け)
文章作成
- ブログ記事
- メール
- SNS投稿
「誰に・何のために・どんなトーンで」を必ず書く
調査・要約
- 長文の要約
- 難しい内容の解説
「中学生でもわかるように説明して」のように対象者を明らかにする
便利に活用するテクニック
役割を与える
「あなたはプロの編集者です」など
回答の質が安定します
出力形式を指定
- 箇条書き
- 表形式
- ステップ形式
修正指示を出す
- 「もっと短く」
- 「初心者向けに」
- 「具体例を追加して」
これが一番重要です
注意点(かなり重要)
- 間違うことがある(特に最新情報・専門情報)
- 断定的でも100%正しいとは限らない
- 個人情報は入力しない
特に仕事で使う場合は「最終チェック」は必須です。
よくあるNGな使い方
- 丸投げ(考えずに全部やらせる)
- 一発で完璧を求める
- 抽象的すぎる指示
一番おすすめの使い方(重要)
- 下書きをChatGPTに作らせる
- 気になる部分を修正させる
- 最後は自分で仕上げる
参考資料:株式会社コンピュータマネジメント、マネーフォワードクラウド

私たちは100%完ぺきではありません。
間違うこともあります。
まとめ
今回はChatGPTが詐欺被害の拡大を防いだという記事からChatGPTのメカニズムや使い方について見てきました。
ChatGPTは「大量の文章データから“次に来る言葉”を予測するAI」です。ChatGPTでも間違えることがあるということを念頭に置いて仕事でもプライベートでも効果的に活用していきたいですね。

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