独壇場(どくだんじょう)は誤用?独擅場との違いと今の読み方を解説

独壇場(どくだんじょう)は誤用?独擅場との違いと今の読み方を解説 障がいコラム
独壇場(どくだんじょう)は誤用?独擅場との違いと今の読み方を解説

皆さん、こんにちは。今日は実は読み間違えていたかも?な漢字のお話。

「独壇場」という言葉、普通なら「どくだんじょう」と読むはず。

スポーツや仕事でも、

「今日の試合はあの選手の独壇場だった」「あの分野は完全にA社の独壇場だ」

というように使うことがありますよね。

ただ、この「独壇場」という言葉。調べてみると、もともとは少し違う形の言葉だったのです。

現在では「独壇場」は「どくだんじょう」と読んで問題ありません。

ただし、本来の形は「独擅場(どくせんじょう)」という読み方と書き方でした。

この記事では、「独壇場」は誤用なのか、「独擅場」とは何が違うのか、今はどう読めばいいのかを分かりやすく整理していきます。

※本記事では漢字の読み方や言葉の意味について「文化庁言葉の情報サイト」Weblio辞書 デジタル大辞典」などを参考に整理しています。

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独壇場は「どくだんじょう」と読んでいい?

まず、一番気になるところから。

再度になりますが、現在では「独壇場」は「どくだんじょう」と読んで問題ありません。

むしろ、日常的には「独壇場(どくだんじょう)」の方がよく使われています。

意味としては、

「その人だけが圧倒的に活躍する場面」
「その人やチームがひとり勝ちしている状態」
「他の人が入り込めないほど目立っている場面」

といったニュアンスです。

そして、この言葉の成り立ちをたどると少しややこしい話が出てきます。

シンナモ
シンナモ

え!?「独壇場」って、ずっと「どくだんじょう」って読んでたなも!間違いなも!?

シンナモ
シンナモ

大丈夫!今は「独壇場(どくだんじょう)」で問題ないなも!
ただし、もともとの形は「独擅場(どくせんじょう)」表記と読み方がちょっと変わるなも!

もともとは「独擅場(どくせんじょう)」だった

「独壇場」のもともとの形は、「独擅場(どくせんじょう)」です。

書き方が「壇」ではなく「擅」になります。

よく見ると、「壇」は左側が土へん、「擅」は左側が手へんです。右側が同じということもあって、ぱっと見ではかなり混同しやすい漢字ですね。

シンナモ
シンナモ

こんなに似てたら見間違えるのも無理ないなも!

シンナモ
シンナモ

ぱっと見、相当似てるからね~…見間違いがあっても不思議じゃないなも。

「擅」には、“ほしいままにする”“思いのままにする”という意味があります。

つまり「独擅場」は、漢字の意味から見ると、

「ひとりで思いのままにふるまえる場」
「その人だけが自由に力を発揮できる場」

という意味になります。

ここから「その人だけが目立って活躍する場面」や「ひとり舞台」という意味で使われるようになりました。

つまり、今よく使う「独壇場」の意味は、もともとは「独擅場」の方にあったわけです。

それぞれの言葉の意味に違いはある?

では、「独壇場」と「独擅場」は、今ではまったく別の意味なのでしょうか。

結論としては、意味はほぼ同じと考えて大丈夫です。

違いを整理すると、こうなります。

「それぞれの言葉の意味に違いはある?」という見出しの図解。独擅場は「どくせんじょう」と読み、本来の表記で「その人だけが思うままに活躍する場」と説明。独壇場は「どくだんじょう」と読み、現在一般的な表記で「その人だけが目立って活躍する場」と説明している。結論として、現在では意味はほぼ同じとまとめている。
「独擅場」と「独壇場」の読み方・位置づけ・意味の違いを比較した図解。本来は「独擅場(どくせんじょう)」だったが、今は「独壇場(どくだんじょう)」で通じるため、そちらを使用して問題ない。

つまり、

「本来は独擅場(どくせんじょう)」
「今よく使われるのは独壇場(どくだんじょう)」
「意味はほぼ同じ」

と覚えると分かりやすいです。

普段の会話で使うなら、「独壇場」と書いて問題ありません。

シンナモ
シンナモ

今は「独壇場(どくだんじょう)」でいいなもね!

シンナモ
シンナモ

そうなも!定着してるのは独壇場(どくだんじょう)だし、意味もほとんど変わらないから問題ないなも!

読み方に迷いやすい漢字はほかにも

「独壇場」のように、普段なんとなく読んでいる漢字でも、調べてみると読み方に迷うものは少なくありません。

ただし、違う読み方すべてを「間違い」と言い切るのは早いです。

中には本来の読み方とは別に、広く使われるうちに慣用的な読み方として定着しているものもあります。

たとえば、身近なものだと次のような漢字があります。

漢字迷いやすい読み読み方ひとこと解説
月極げっきょくつきぎめ駐車場でよく見る
重複じゅうふくちょうふく「じゅうふく」も広く使われる
早急そうきゅうさっきゅう「そうきゅう」もよく使われる
遵守そんしゅじゅんしゅ規約やビジネス文書でよく見る
汎用ぼんようはんよう「凡庸」と混同しやすい
貼付てんぷちょうふ「添付(てんぷ)」と混同しやすい
各々かくかくおのおの文章で見ると迷いやすい
代替だいがえだいたい会話では「だいがえ」も聞く
割愛わりあいかつあい会社のプレゼン企画等で使う
雰囲気ふいんきふんいき定番の読み間違い
シンナモ
シンナモ

どれも読むときに迷っちゃうなも!

シンナモ
シンナモ

今紹介した漢字の読み方で「そうきゅう」や「じゅうふく」を迷いやすい読み方として紹介したけど、実際これらは慣用読み(本来とは別に広く使われて定着した読み方)今ではどちらも一般的な読み方なも!

まとめ:現在は独壇場(どくだんじょう)でOK!

「独壇場」は、現在では「どくだんじょう」と読んで問題ありません。

ただし、もともとの形は「独擅場(どくせんじょう)」。

その後、字の似た「壇」と混同され、「独壇場(どくだんじょう)」という表記と読み方が広まったと考えられています。

「独壇場って、どくだんじょうで合ってるの?」と不安になった人も、今の使い方としては安心して大丈夫です。

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シンナモ
シンナモ

ここまで記事を読んでくれてありがとうなも!

シンナモ
シンナモ

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