
昨日炊いたご飯で作ったけどおいしくチャーハンができた!

「チャーハン症候群」は大丈夫なもか?

チャ、チャーハン症候群⁉
何それ!

「チャーハン症候群」とはセレウス菌による食中毒のことです。医療用語ではありませんが、炭水化物を好み、チャーハンやパスタなどで食中毒が発生する頻度が高いことから「チャーハン症候群」とも呼ばれています。

あー、びっくりした。
昨日炊いたご飯はちゃんと冷蔵庫に入れておいたから大丈夫だよ。

よかったなも。
もう少し詳しく「チャーハン症候群」について説明するなも。
チャーハン症候群とは
「チャーハン症候群」は主にセレウス菌(Bacillus cereus)による食中毒を指す通称です。
特に注意されるのは、炊いたご飯を常温で長く置いたあとにチャーハンなどへ再調理するケースです。セレウス菌は自然界に広くいる菌で、米や麺類などが原因食品になることがあります。厚生労働省も、チャーハンなどの焼飯類、焼きそば、スパゲティなどが原因になり得ると説明しています。
ポイントは、セレウス菌が熱に強い芽胞を作ることです。ご飯を炊いた時点で完全にリスクが消えるとは限らず、炊飯後に常温で放置されると菌が増え、毒素を作ることがあります。
参考資料:厚生労働省
セレウス菌による食中毒の症状
セレウス菌による食中毒の症状は下痢型と嘔吐型の二つのタイプに分けられます。
下痢型
下痢型は、食べてから8〜16時間ほどで症状が出やすいタイプです。主な症状は、腹痛と下痢です。食品と一緒に入ったセレウス菌が小腸で増え、そこで毒素を作ることで起こります。
症状としては、お腹が痛い、水っぽい下痢、腹部のけいれんのような痛み、気持ち悪さがあります。
嘔吐型
嘔吐型は、食べてから30分〜6時間ほどで症状が出やすいタイプです。主な症状は、吐き気・嘔吐です。チャーハン、ピラフ、焼きそば、スパゲティなど、米飯類や麺類が原因食品になりやすいとされています。
症状としては、急な吐き気、何度も吐く、胃のむかつき、場合によっては下痢が出ることがあります。

炊いたご飯や料理した麺を常温で保存しないっていうのは分かるんだけど、具体的にはどうしたらいいの?

家でできる対策方法についてまとめたなも。
対策方法
- 米飯やゆでた麺類は6時間以上室温に放置しない。
- 残りの米飯は冷凍・冷蔵保存をし、麺類は冷蔵保存をする。または65℃以上で保存する。
- 料理をするときに十分加熱する。
参考資料:厚生労働省、東京都保健医療局、一般財団法人東京顕微鏡院

保存方法を間違えると食中毒につながることがあるってことだね。

炊飯器・鍋・フライパンに出しっぱなしのご飯は要注意なも。
それに、これから暑くなるので特に気をつけたいなも。
まとめ
「チャーハン症候群」とインパクトのある名前でしたが、その正体はセレウス菌による食中毒の俗称でした。
これからの季節、セレウス菌だけではない他の菌による食中毒も起こりやすくなります。きちんと対策をして食中毒にならないように注意していきたいですね。

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