ドラクエ10に生成AIが導入されるという話が広がり、SNSでは賛否の声が一気に目立つようになりました。
ただ、見出しだけを見ると「ドラクエ10全体がAI化するの?」と受け取られやすい印象。実際はそうではなくAIを搭載した新しい機能が出るという話。今回は公式情報をもとに、何が発表されたのか、なぜ反応が割れているのかを整理します。
まず、何が発表されたのか
スクウェア・エニックスが発表したのは、対話型AIバディ「おしゃべりスラミィ」のクローズドベータテストです。
公式サイトではスラミィを「アストルティア(ゲーム世界)であなたに寄り添うAIバディ」と説明しており、チャットで会話できるだけでなく、プレイヤーの行動や冒険の記録に応じて関係が深まっていく仕組みが案内されています。
募集期間は2026年3月21日から3月30日11時59分まで、テスト期間は4月20日ごろから約1か月の予定です。公式発表はこちらから

ここで大事なのは、現時点ではまだ正式実装できる機能ではないことです。
公式は、現在の品質は正式提供できると判断する水準ではないと明記しており、ハルシネーション(AIが間違ってることを正しいことのように言ってしまう現象)が起きる可能性もあると説明しています。さらに、会話回数には上限があり、スラミィにはHPとMPが設定され、それが尽きると応答しなくなる仕様です。

おしゃべりスラミィ!可愛いなも~!

今はあくまでテスト段階。正式導入はまだ先のはずなも!
Gemini(ジェミニ)ってなに?
Geminiは、Googleが提供する生成AIです。質問に答えたり、文章を作ったり、内容を要約したりできるほか、文字だけでなく画像や音声などを組み合わせた質問も理解できるのが特徴です。今回のドラクエ10では、このGeminiを使って、プレイヤーの言葉に応じて返事を作る「会話する際の頭脳」のような役割を持たせています。
スラミィそのものがGeminiというより、「スラミィと自然に会話するためのAI技術としてGeminiが使われている」と考えると分かりやすいです。

Geminiは対話型のAIでチャット以外にも画像生成から音楽まで作れちゃう凄いAIなも!

GeminiはGoogleアカウントがあれば、無料で誰でも使うことができるなも!Geminiはこちらから
どんな体験を目指しているのか
この機能は既存NPCを丸ごと生成AI化するものではなく、プレイヤーに寄り添う「相棒」のような存在として設計されたとのこと。

「ドラゴンクエストX」は2012年のWii版から始まって、現在はWindows、PS4、Switch、ブラウザ版で展開されてるなも!今年でサービス開始から14年も経つ超老舗ゲーム!多くの人に愛されてるなも!

じゅ、14年!?凄いなも~!?
開発の背景には「長期運営で巨大になった世界の中で、新規プレイヤーが孤立しがち」という課題があり、堀井雄二氏の「村人やNPCにAIを入れるのではなく、一緒に遊ぶ友だちや仲間としての方が良いのでは」という考えも企画のきっかけとして紹介されています。ニュース詳細はこちらから

サービスが長く続いてるとそれ故の弊害も出てくるなも。
コンテンツ(遊べる要素)が深く、多くなりすぎるせいで、初心者さんやこれからゲームを遊ぼうと思ってる人達は「何からやればいいの?」って分からなくなっちゃう事があるなも。
結果初心者さんがゲームに定着しなかったり遊ぼうと思ってた人も「難しそうだしやめておこう…」ってなりやすいなも。
今回に限らず、長寿タイトルゲームの宿命みたいなものなも。

確かに、何からやればいいかわからないと遊びづらいし、楽しめないなもね…そういうプレイヤーを手助けする為の「おしゃべりスラミィ」ってことなもね!
また、会話はプレイヤー本人だけに表示され、他のプレイヤーから見られない仕様です。Gemini採用の理由については、レスポンスの速さ、世界観に合わせたカスタマイズ性、プレイヤーの行動や状況を理解するマルチモーダル性、そしてGoogle Cloudとの連携による開発スピードが挙げられています。
なぜ賛否が広がっているのか
今回の反応が割れている理由は、機能そのもの以上に、「ドラクエに生成AIは必要なのか」という感情の部分が大きいように筆者は見えました。
生成AIへの不信感が強い人にとっては、たとえ用途が限定的でも拒否感につながりやすいですし、長くシリーズを追ってきたファンほど「世界観が壊れないか」「人の手で作ってきた味が薄れないか」と不安を抱きやすい話でもあります。
一方で、発表されたのはストーリー全体や既存NPCをAIで置き換える話ではありません。あくまで、個人向けのAIの相棒をテストで試し、その可能性と課題を探る段階です。ここは、SNS上で広がっている印象と、実際の発表内容をいったん切り分けて見る必要がありそうです。
ユーザーの反応
ここで、実際の反応ポストをいくつか見ていきます。
まずはポジティブ寄りのユーザー意見。このユーザーさんはAIとの会話が楽しく感じており「おしゃべりスラミィ」が気になるとのこと。
日頃からAIに触れていれば、特に違和感なく受け入れられそうです。
こちらは反対に慎重派な意見。こちらのユーザーさんは大前提としておしゃべりスラミィ自体は問題ないとの事。ただ、町にいるNPC全てがAI製になってしまうのは嫌という意見。
ドラクエシリーズ生みの親でもある堀井雄二氏も同じような意見を持っており「村人などのノンプレーヤーキャラクター(NPC)にAIを入れるのは違う」と語ったこともあるとか。
こちらは現役ユーザーさんらしき方の意見。DPS(1秒間に発生するダメージ量の事)を分析できるの?という意見。
AIでもっとシステム周りを便利にできるの?という分析はゲームを遊んでいるユーザーさんならではの意見ですね。

ユーザーさんごとにいろんな意見があるなもね!

そうね。こういうフィードバックは大切だから、運営に届く事を願うなも!
多くのファンを抱えるコンテンツであり、ゲームとして長い歴史を持つ「ドラゴンクエスト」シリーズだからこそ様々な意見があるかと思います。
だからこそ、今回ご紹介したようにユーザーさんごとに意見があり等しく尊重されるべきと筆者も感じました。
まとめと筆者の個人的意見
個人的には、今回の発表は「ドラクエ10が生成AIまみれになる」という話として受け取ると、少しズレがあるように感じます。
あくまで筆者の意見ですが、今回のような「初心者プレイヤーをサポートし、ゲーム体験をスムーズにする」という目的なら、筆者は大歓迎です。
現時点で発表されているのは、あくまで限定的なAIバディの試験導入ですし、公式側も品質面の課題やハルシネーションの可能性を隠さず出しています。そこはむしろ正直で慎重な姿勢とも言えます。
ただ、その一方で、「ドラゴンクエスト」シリーズが長年大事にしてきた空気が壊れてしまうのでは…とファンが不安を覚えるのも当然のこと。
筆者もドラクエシリーズは遊んでおり特に「5」「8」「9」直近ではスイッチ2版ドラゴンクエストI&IIをプレイ。
ちなみにビアンカ派です。
最近のドラゴンクエストシリーズも様々な変化を遂げておりゲームにボイスが付く等の進化が。
筆者の知っているドラクエはNPCがしゃべる時「ポロロロ…」と独特の効果音が入っていました。
それ以外にもスイッチ2移植版のIでは最初に王様から「どうのつるぎ」ももらえます。(ナンバリング作品によっては初期装備がこれの時もあり)
ドラクエの最序盤といえば、貧弱な装備で周辺の敵を倒したりしてゴールドを貯め、強い武器や防具を買っていた記憶。
それがリメイク版では王様からの話を聞いたその足でラダトームを出て周辺にいるスライムをワンパン…なんて芸当ができるようになりました。
ドラゴンクエストのような長い歴史を持つゲームでも、時代とともに変化し、よりプレイヤーに寄り添った形に変えています。
便利だから入れればいい、最新技術だから歓迎すべき、という単純な話ではありません。技術的な新しさと、作品らしさの両立が本当にできるのか。今回のクローズドベータは、その相性を見極めるための試金石になりそうです。
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ここまで記事を読んでくれてありがとうなも!

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