大阪市で、就労継続支援B型に“規制”が入ることになりました。
「B型が規制された」と聞くと、利用中の事業所まで止まるのかと驚く人もいるかもしれません。ただ、今回大阪市が止めるのはB型そのものではなく、新しく事業所を増やす動きです。まずは何が決まったのか、そしてそもそもB型とはどんな仕組みなのかを基本から整理します。
大阪市からの公式発表はこちらから
大阪市で何が起きたのか
大阪市は2026年3月31日、就労継続支援B型を対象に「総量規制」を実施すると公表しました。これにより、新規指定は2026年8月1日指定分から2027年7月1日指定分まで停止されます。あわせて、既存事業所の定員増も2026年7月1日変更分から2027年6月1日変更分まで止まります。
つまり今回のニュースは、「B型がなくなる話」ではなく、「大阪市内で新しく増やすこと、広げることにストップさせる話」です。
大阪市はこの措置について、障害者総合支援法に基づく運用だと説明。法律上、自治体は福祉計画で見込んだ必要量にすでに達している、またはそれを超えて計画達成に支障が出るおそれがある場合、指定をしないことができます。今回の総量規制は、その仕組みに基づいたものです。

B型がなくなっちゃうわけじゃないなもね!ビックリしたなも…

今回の措置は新規指定と定員増の停止が中心、現時点でB型に通っている人への影響は大きくないから、ご安心くださいなも!
そもそも就労継続支援B型って?
厚生労働省によると、障害福祉の就労系サービスには、就労選択支援、就労移行支援、就労継続支援A型、就労継続支援B型、就労定着支援の5つがあります。
このうちB型は一般企業で働くことが難しく、さらに雇用契約を結んで働く形も難しい人に対して、働く機会や生産活動の場を提供するための支援です。
筆者もB型で働いていたことがありますが、職員さんにはとても丁寧にして頂きました。
当時一般就労で心身ともに体調を崩してしまい、外に出ることも難しかった筆者でしたが、職員さんは「どんなペースでも大丈夫」と言ってくださり、相談の結果、まずは隔週に一回、3時間だけ働いてみることに。
そこから少しずつ体調を整えていき、自分のペースで通うことができるようになりました。「働いてお金を稼ぐ」というより、「生活の中のメリハリ」や「社会との接点」を保つための場所と考えて貰った方が近いでしょうか。

B型は利用者さんにとって就労に繋げたり、社会との接点を保つ大切な場所なも!
A型とB型は何が違うの?
A型とB型のいちばん大きな違いは、雇用契約を結ぶかどうかです。
A型は事業所と雇用契約を結んで働くため、支払われるのは住んでいる県の「最低賃金」になります。
一方B型は雇用契約を結ばず、体調や特性に合わせて利用する福祉サービスのため、支払われるのは「賃金」ではなく「工賃」と呼ばれます。
工賃は事業所が生産活動で得た収入から必要経費を引いたうえで、各事業所のルールに沿って支払われるため、事業所ごとに金額に差があります。
筆者の通っていた事業所では1時間辺り270円でした。B型を含む就労支援について詳しく知りたい方はこちらから
A型は“雇われて働く形”に近く、B型は“自分のペースに合わせて作業や活動を行う場”という違いがあります。
就労支援A型とB型では、働き方や受け取るお金の金額は大きく異なります。

A型とB型では、働き方や雇用形態が大きく変わるなも!

それぞれ役割は違うけど、どちらもとっても大切な場所なも!
なぜ大阪市はB型の新規指定を止めるの?
大阪市が挙げている理由はシンプルで、供給量が計画上の必要見込み量を大きく上回っているからです。市の公表では、就労継続支援B型の2026年度見込みは必要量334,047日/月に対し、供給量は519,087日/月。約1.55倍に達しています。

詳細は大阪市公式ウェブサイトをご覧ください。
通う人たちの数に大きな変化があったというより、大阪市は「B型事業所の数が計画上の必要量を大きく上回っている」と判断し、これ以上増えすぎないよう新規指定などを規制する方針を出しました。
大阪市は、こうした状況を踏まえ、「適切な量を維持し、サービスの質を確保すること」を目的に総量規制を行うと説明しています。

B型事業所の数が想定よりも大幅に多かったなもね!

数が多すぎると管理しきれないしサービスの質も確保できない恐れがあるなも。市としても、やむを得ない判断だったはずなも。
まとめ:今あるB型がなくなるわけではない
今回のニュースは、見出しだけ見ると「B型が規制された」「B型が厳しく締め付けられる」と受け取られるかもしれません。
でも実際には、大阪市が問題にしているのはB型という仕組みそのものではなく、必要量を大きく上回る供給が続いている状況の事。
今B型に通っている人たちに直ちに大きな影響があるわけではありません。
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