4月からの新生活に備えて部屋探しする人が多い毎年1月~3月は、不動産屋さんの最繁忙期。
特に、都会へ上京する学生の皆さんは、初めての一人暮らしで、自分の牙城となる家探し。初めて上京して住む街は、第2の故郷になる可能性も。
私はこれまでに、東京で10回程度引っ越しを繰り返し、学生会館に住んだり、友人とルームシェアしたり、一人暮らししたりしており、今回はその時の経験をもとにお話しできればと思います。東京寄りのお話になってしまいますが、この春上京される皆さんの部屋探しの参考になれば嬉しいです。よかったら参考にしてみてください。

🏙️まず、どの街に住む?
どの街に住むか?の基本は、学校の最寄り駅がある、もしくは勤務先の最寄り駅がある路線の沿線をまず探すといいかも!

都会は電車の混雑ハンパない!🚃
都会では想像を超える電車混雑があります。路線や時間帯によっては、内臓が飛び出るのでは?と思うほど電車に押し込まれたり、電車内での迷惑行為に遭うリスクも。朝は駅のホームも人混みで乗り換えも大変です。
そのため、最低でも、通学・通勤時間はドアtoドアで1時間以内、電車の乗り換えはなるべく少なく済む場所がおすすめです。
東京では、山手線、埼京線、中央線、小田急線、東急東横線、西武池袋線のラッシュ時の混雑はかなりのものです。特に朝の準特急・急行は覚悟したほうがいいかも。また、特急や急行、快速が停まる駅は、家賃が少し上がります。
東急東横線沿線は、自由が丘や田園調布を通り、都心から離れても横浜に近くなっていくため、日本一家賃が高い路線と言われています。

家賃と治安はほぼ隣り合わせ🏠
家賃が安いエリアや、都府県境目では、治安が少し気になる場合があります。ただし、大学が多い街(東京ならば、江古田・国立・高田馬場など)は、治安が比較的良く、学生や一人暮らし向けの物件が多い傾向があります。
東京の家賃は、山手線を上から見て、時計にたとえると分かりやすいです。
6時〜9時の方向(港区・品川区・目黒区あたり)は、家賃が日本一高いエリアになり、次に高いのが9時〜12時、3時〜6時の方向、12時〜3時の方向は比較的家賃が安い傾向があります。
特に女子は駅近物件を!
サークルや友達との付き合い、仕事やアルバイトなどで帰りが遅くなったり、荷物が多いなんてこともあると思いますが、そんな時、駅から家が近いのに越したことはありません。
また、私は、駅から家までの間、執拗に不審者に声をかけられたり、体を触られたり、追いかけられた経験もあるため、特に女子の皆さんには強く言いたい。「駅から徒歩10分、いや5分以内」に住みましょう!また、一駅遠くとも駅に近い物件を!
とはいえ、線路に近すぎると電車の音で眠れないということも。都会では夜中は深夜1時あたり、朝は4時台から電車が走ります。この辺りも考慮に入れましょう。
「駅から徒歩〇分」は、ほぼその時間で家に着かない
賃貸物件によくある、「駅から徒歩〇分」は、不動産の表示に関する公正競争規約(正しい情報を伝えるための公式な不動産のルール)により「徒歩1分 = 道路距離 80メートル」として、ただ単に地図上の距離を割ったもので、信号や段差、駅の入り口から改札までの距離は計算されていません。「駅徒歩〇分」は、「軽い荷物の男の人がスニーカーで早歩き」くらいの分数であると頭に入れておきましょう。

できればハザードマップを確認する
都会は土地が狭く、かつて海や川だったところを埋め立てて街になった場所もあります。東京では「豊洲」、「お台場」、「渋谷」などはまさにそれにあたります。
地震や豪雨があると、埋め立て地は水害や地盤沈下などに襲われることもあります。できればハザードマップをよく見て、災害が起きにくい土地に住むとよいでしょう。
🏠普通の賃貸と寮、シェアハウスのどれがいい?
通常の賃貸物件だけでなく、ひとつの部屋を数人で借りるルームシェアや、シェアハウス(ルームシェア前提の賃貸物件)もあり、学生の場合は、学校指定の寮や、民間の学生専門の学生会館などに住むこともできます。
通常の「賃貸物件」に住む
通常の賃貸物件に住む場合、門限などもなく、一番自由に住めて、プライベートも守られます。
しかし、食事や生活全般を全て自分でおこなうことになり、家賃や光熱費も高めになります。でも、家事全般やお金のやりくりなど、すべて自分でやってみることは、よい大人への準備となるという考え方もできます。

通常の賃貸物件で友達とルームシェアする
シェアハウスではなく、一般的な賃貸物件を友達と借りてルームシェアする方法もあります。
ただし、私の経験上、これが最もハードルが高いと感じました。特にお金の面や、共有部分の維持管理はどうするか?などを事前にしっかり話し合い、ルールを明確に決めておかないと、うまくいかないことも。でも、私のルームシェアでは、一緒に住んでいる子と推しが同じだったため、明け方まで推しの話で盛り上がったり、とても良い時間でした。
間取りは、できれば住む人数分の部屋あり、どちらかの部屋を通ってもう1つの部屋に行く通り抜けタイプではなく、玄関から各部屋が左右振り分けタイプの間取りだと、それぞれのプライベートが守られます。

学校の「寮」に住む
進学する学校によっては、寮がある場合があります。家具・家電が最初からそろっていたり、食事や掃除などの生活面でのサポートがあることがあります。また、同じ建物に同じ学校の人が住んでいるので、心強く、友達もできやすいかも。
しかし、2人一部屋の場合があったりで、プライベートが守られなかったり、ほとんどの場合でお風呂の時間の制限や、門限があるため、少し窮屈に感じることも。しかし家賃や食費を抑えられる傾向があります。

民間の「学生会館」に住む
通常は大学や専門学校の近くにあり、学生だけが入居できます。
学校の寮とは違い、学校とは直接関係のない会社が管理・運営していたり、学校と提携していることもあります。寮と同じく家具・家電が最初からそろっていたり、食事の提供がある場合もありますが、学校の「寮」と比べると家賃は高めの傾向があります。ほとんどの場合でこちらも門限があります。
学生会館には個性がある物件も
私は激安学生会館に住んだことがありますが、そこは音楽系の会館で、1階に練習室がついていました。様々な音楽大学の人が住み、日曜日ともなるとバイオリンや声楽、ピアノと様々な音が響き、自分も自由にギターが弾けて、快適な住まいでした。
シェアハウスに住む
最初から共有部分をシェアする前提で作られた物件です。通常の賃貸を友人とシェアする場合と違い、全く知らない人と暮らすことになりますが、お金などのやり取りは大家さんや管理会社が入ってくれるので安心です。また、家賃や光熱費も一人暮らしより抑えられます。
それぞれの個室はプライベートが守られ、玄関やキッチン、ダイニング、トイレなどは入居者みんなで使い、物件によっては、バスルームも共有となる場合があります。
人の気配が感じられるため、体調が悪い時など、一人暮らしよりも寂しくないかもしれません。
☝️賃貸物件での疑問点や注意点
マンションとアパートの違いって?
マンションは分譲、アパートは賃貸というようなイメージを持つ方もいらっしゃるかもですが、マンションとアパートの違いは、建物のつくりや高さで分けられます。
コンクリート造で3階以上のものはマンション、木造で2階までのものはアパートと呼ばれることが多いです。
マンションは音が響きにくく設備もしっかりしている分、家賃はやや高め。アパートは家賃が抑えられますが、音が気になりやすい傾向があります。

ユニットバスとかワンルーム、ロフトって?
ユニットバスとは、本来はその組み立てパーツを指しますが、日本の賃貸物件では「お風呂とトイレ、洗面一体型」を指します。体を洗うスペースが浴槽の中になるので、毎日ゆっくり湯船に浸かりたい人には不向きですが、家賃は安くなる傾向があります。
ワンルームとは、玄関からキッチンや部屋などに仕切りがなく一体となった間取りです。家賃も安くなる傾向があり、一人暮らしに向いていますが、配達業者などの玄関だけの訪問者にも、部屋全体を見られてしまうデメリットがあります。
ロフトとは、屋根裏や天井近くに作られた、はしごで上り下りする中二階的な空間です。荷物を置いたり、寝室にしたり、狭い中でも別の空間として使うことができますが、天井が高くなるため、寝室にすると夏は暑く、冬は下の居室にいても熱気は上へ行ってしまい、なかなか温まらないなどのデメリットもあります。

エアコン、ガスコンロがない?
私が今まで住んだ部屋の4割程度で、エアコンが設置されておらず、自分で購入して設置する必要がある物件がありました。その時は、本体と設置費用で、引っ越し費用+10万円かかったという。。。。
退去の時の取り外しの費用も考えると、エアコンがついている部屋を借りたほうが無難です。また、ガスコンロやトイレのウォシュレットは、エアコン以上についていない物件が多くあります(ユニットバスでは、ウォシュレットはほぼありません。)です。物件の資料や内見の際はよ~く確認しましょう!
また、ガスコンロを自分で用意する必要がある時は、都市ガスとプロパンガスのどちらに対応したコンロかをよく確認して購入しましょう。
IHコンロや蚊取り線香のようなグルグルのコンロに注意
コンロは設置されているものの、ガスではなく、IHコンロや電気コンロ(ニクロム線むき出しで、蚊取り線香のようにグルグルしているコンロ)が設置されている場合があります。
IHコンロは、アルミ鍋や銅の鍋など、使えない素材があるため注意が必要です。また、蚊取り線香のようなグルグルした形の電気コンロは、火力が弱く温まるまでに時間がかかり、冷めるのも時間がかかるため、パスタを茹でるだけでも袋の表記の時間でゆだらず、使用したフライパンをそのまま放置すると、電気を切っても焦げ付いていくなどのデメリットがあるため、私は電気コンロの上にカセットコンロを置いて使っていました。

都会でもたまに見かける「プロパンガス」
都会では、ほとんどが都市ガスですが、古い物件や郊外の物件には「プロパンガス(LPガス)」がひかれた物件があります。
プロパンガスは、建物に設置されたガスボンベからガスを供給するため、地震などの災害には強い反面、ガスの輸送・交換費用がかかるため、都市ガスと比較し、ガス代は月1.5倍程度が目安になります。部屋探しではこの点も注意しましょう。
「平米(へいべい)」とかなに?
部屋の広さを表す単位で、1平米(1m2)は、縦1メートル×横1メートルの広さです。また、1畳は約1.6平米です。また、一人暮らしでは、国交省「住生活基本計画」によると、単身の居住面積水準は最低25m2とされていますが、都会の一人暮らし用物件では、20m2を切るワンルームが多くあります。
国土交通省:🔗住生活基本計画における水準について
平米数だけにとらわれてもいけない
平米数が広めに書いてある部屋でも、よく見るとベランダを取っ払って居室部分にしている物件もあります。ベランダがないと洗濯物や布団が室内にしか干せなくなり、湿気が溜まりやすくなるので、注意が必要です。
インターネット無料物件にも落とし穴が!
近年では、インターネットがその建物に最初から引かれており、ネット料金無料物件も増えています。通常月3千円~1万程度はかかるネット料金が無料というのはとても魅力的です。
しかし、平日の夜や土日は、その建物で多くの人が一気にネットを使用すると、速度がガクッと落ちることも。結局自分でネットを引きたいと思っても、光ケーブルなどは大家さんによって工事が許可されないなどもあるため、動画を多く視聴したり、ビデオ通話を多用する人は、部屋を借りる際にはネット環境も注意しましょう。

2階以上が安心、はもう昔の話
「2階以上なら安全」と思われがちですが、今は、水害対策にはそうでも、防犯面ではそうとも限りません。かといって、学生がオートロックの部屋に住むのは家賃が上がり難しいことも。
私は何者かに自宅に入られた経験があり、また、知人が帰宅時に部屋のドアを開けた時、後ろから不審者に押し込まれ、けがを負ったこともあり、以下の点に気を付けて生活しています。
過剰だと思うかもしれませんが、以下を気を付けているだけで、かなりの防犯対策になります。
・家の扉を開ける時は、一度振り返って確認してからカギを開ける。
・玄関ドアは「2重カギ」に。(工事不要のチェーンカギなどがあります)
・ベランダ側の窓も「2重カギ」。
・約束のないインターホンには出ず、配送もできる限り非対面受取に。
・玄関ドアやインターホン回りは定期的に拭く&確認する(マーキング対策)。
※空き巣などが下見のために、例えば一人暮らしの女性は「W.S(woman・single)」など、家のドアなどに小さく印をつけることがあります。

上の階に住む場合は、エレベーターがあるかも重要!
現在、建築基準法で高さ31mを超える建物はエレベーターの設置義務があります。これはおおむねマンションの6階程度。そのため物件によっては5階建てでもエレベーターがない物件も。物件を借りる時、2階以上ならエレベーターがあるかも重要です。
SUUMO:🔗マンションのエレベーターは何階以上から必要?
【ちなみに】アパートやマンションの別の階に飲食店・コンビニのパターン
これは私の実体験ですが、便利です。疲れて帰宅した時にかなり便利でした。が、どうしても食べ物がある影響で、虫や害虫が自分の部屋にも来やすくなります。また、飲食店の場合はどうしても湯気があがるため、建物全体に湿気がまわり、カーテンや壁などにカビが生えやすくなるというデメリットも。換気をよくして害虫対策がバッチリできれば優勝です。
🏢不動産屋さんは大手と地元密着型、どっちがいい?
大手不動産会社の場合
全国に店舗があり、ネットワークが広く、インターネットなどでもたくさんの物件情報を一度に見ることができます。
駅前など、便利な場所に店舗があり、CMなどでも見かけるため安心感もあります。
しかし、自分の会社で管理している物件は少なめで、最終的に仲介だけで、実際に管理している不動産会社に引き継がれることも。そのため、条件や家賃の交渉がしにくい場合も。
地元密着型の不動産会社の場合
その地域に詳しく、街のことをよく知っている不動産会社で、ネットに出ていない物件を紹介してもらえることがあります。
地主さんや家主さんとのつながりが強く、相談しやすい雰囲気があり、条件や家賃の交渉に応じてもらいやすいのも魅力。
ただし、他の地域や新築物件の情報は少なめなことがあります。
東海住宅:🔗大手不動産会社、地元の不動産屋さん、どちらを選ぶ?

🏠不動産屋さんに行ったら必ず伝えることとは?
いよいよ不動産屋さんに出向いて物件を探す時、まず不動産屋さんに以下の事を伝えましょう。また、住みたいエリアの家賃相場を下調べしてから行くと、高い物件を勧められていないかしっかり判断できるので、不動産屋さんに行く前に、住みたいエリアの家賃相場を下調べしてから出かけましょう。
・住みたいエリア(区/市、駅や町の名前)
・希望の間取り(ワンルーム、1DK、1LDK、など)
・希望の家賃
・その他の希望(駅から徒歩5分以内、築年数、エアコン/エレベーター/カメラ付きインターホン有、など)
なお、希望の家賃は、自分が最大支払える家賃の少し下の値段を伝えましょう。これは、そのくらいの家賃が払えると思われ、希望の家賃の少し上の物件を紹介されることがほとんどなので、限界の家賃を伝えると、後で苦しくなることがあります。
また、すぐに契約せず、複数の不動産屋さんを回りましょう!不動産屋さん毎に特色が違うので、色々な物件を見ることができ、家賃の比較もできます。また、次同じ不動産屋さんに行った時に、さらに好物件を紹介してもらえることも。
すべての希望に当てはまる物件は「まずない」
悲しいですが、自分の希望に全て当てはまる物件は、まずありません。そのため、この条件だけは妥協しない!という条件をあらかじめ決めておくことも重要です。
不動産屋さんに行ったら宅建業免許をよく見てみよう
不動産屋さんに行くと、壁に、額などに入って「宅建業免許」が掲げてあることがほとんどです。この宅建業免許に(〇〇知事(3)第XXXXX号)という感じでカッコ内に数字があります。この数字は、不動産会社の「免許の更新回数」(更新は5年に1回[かつては3年に1回])を表していて、 この数字が大きいほど営業年数が長い(経験豊富である)という目安になるため、安心・信用にもつながります。

💡試験の結果が出るまで待っていると物件がなくなる
新年度に向けての物件探しは、おおむね1月頃から始まります。しかし、国公立大学の入試は2月下旬から3月上旬にかけて行われることが多く、合格発表も3月が多いため、試験の結果を待っている間に、希望していた物件が他の人に契約されてしまったり、3月から探し始めると、よい物件がないこともあります。
通常、「仮押さえ」の後、契約へと進み、契約後は家賃が発生しますが、大学の合否待ちでキャンセルする可能性がある時などは、実際に入居が決まるまで家賃発生を待ってくれることもあります。なので、物件探しは早めに動いた方が良いでしょう。
「仮押さえ」とは?
賃貸では正式には「仮押さえ」というシステムはありませんが、入居の申し込みをすると、仮押さえの状態になります。
申し込み後は入居審査が行われ、数日〜1週間ほどで結果が出ます。問題がなければ、重要事項の説明を受けて契約となります。
多くの場合、申込金は不要ですが、物件によっては家賃1か月分ほどかかることもあります。入居を取りやめる可能性がある場合は、キャンセル時に申込金が返金されるかを事前に確認するか、申込金不要の物件を選ぶと安心です。
SUUMO:🔗賃貸の住まい探しで仮押さえは出来る?
まず交渉してみる!
交渉することで仮押さえの期間を延ばせたり、仮押さえしたものの解約したい時に、申込金をすでに支払っている場合、交渉によって申込金が返還されることもあります。
これに限らず、家賃や、このあとでお話しする、敷金・礼金なども、大家さんや不動産会社の言い値であることが多いので、交渉の余地はあります。その一言で10万円以上の金額が違ってくることもあるため、交渉はしてみるに越したことはありません。

💴契約時の初期費用
通常の賃貸物件の場合(シェアハウスを含む)
現在、物件を契約する時は、以前のような保証人を立てる方式ではなく、保証会社の審査が入り、審査に通ることで物件が借りられるという方式が増えています。
これは、家賃滞納のリスクを大家さんが抱えなくて済むためで、学生の場合は、親が借りることにして、審査が入ることがほとんどです。
また契約時は、おおむね以下がかかるため、最大で、借りる物件の家賃6カ月分が必要になることもあります。
・不動産屋さんへ仲介料として家賃1カ月分(0.5カ月分のところもあります)
・契約後から、その月末までの日割り家賃+翌月分の家賃
・敷金と礼金(西日本では礼金がない場合も)をおおむねそれぞれ1~2カ月分
敷金・礼金とは?
敷金とは、その物件の退去時に家賃の未払い分や修繕費を差し引いた上で、残りが返ってくるお金で、入居時に1カ月~2か月分かかる物件が多くあります。
礼金とは、物件を借りるときに大家さんへの「ありがとう」の気持ちとして支払うお金で、基本的に返ってきません。おおむね入居時に1カ月~2か月分かかります。おもに関東でよく見られますが、西日本では礼金がない物件が多くあります。また、賃貸物件は2年ごとに更新がありますが、関東では、この更新時にも礼金が必要な場合が多くあります。
SUUMO:🔗敷金・礼金とは何か?
寮・学生会館の場合
寮や学生会館に入居する場合、保証人は親がなる場合が多く、敷金や礼金にあたる「保証金」を、契約時に支払うことがほとんどです。これは、退去時の修繕費や未払いがあった場合に備えるためのもので、何も問題がなければ退去時に返金されるのが一般的です。金額は、家賃の1カ月分だったり、家賃に限らず一定の金額(例として10万円など)を支払う場合もあります。
なお、通常の賃貸物件と違い、年度の途中での入居者が見込めないため、契約の途中で退寮する場合は、違約金として全額没収されるケースがほとんどなので、契約満了まで居住するのが通例です。
【まとめ】地元を離れる不安を胸に、それでも飛び立つ翼
私が初めて上京し、東京の学校に入学した時、同じクラスの東京出身の人に「地方から出てくる人の勢いは、本当にすごい!」と言っていたのを、ふと思い出しました。
上京する時の私は、親元や地元の友達から離れるという不安よりも、夢しか見えていませんでした。1年目の5月の連休後には、数人がクラスからいなくなり、地元へ帰っていきましたが、その夢をあきらめる勇気がすごいと思っていました。
都会の中で、初めて暮らした4畳半の狭すぎる部屋から見た景色は、決して楽なものではなかったかもしれません。それでも夢だけが涙を拭いてくれ、その後、ついに夢が叶ったあの日。あの時の気持ちや風景を忘れることはないですし、とても自分を成長もさせてくれました。
この春に地元を離れ、新しい暮らしを始める皆さん、身体だけは大事に、そしてその夢が叶うことを心から祈っています。

<関連記事> 引っ越しした後は100均グッズで手軽に部屋を整えては?
<参考記事>
・東海住宅:🔗大手不動産会社、地元の不動産屋さん、どちらを選ぶ?
・SUUMO:🔗賃貸の住まい探しで仮押さえは出来る?
・SUUMO:🔗敷金・礼金とは何か?
・SUUMO:🔗マンションのエレベーターは何階以上から必要?
・国土交通省:🔗住生活基本計画における水準について



