10代の漫画離れは本当?電子書籍拡大と紙媒体離れを整理

10代の漫画離れは本当?電子書籍拡大と紙媒体離れを整理 トレンド

ここ数年、若者の漫画離れが加速しています。中には、「コマ割り」が分からないという人も。さらに根拠となりうるデータも出てきました。

紙のコミックスとコミック誌を合わせた市場は1652億円で前年比14.0%減、電子コミックは5273億円で2.9%増でした。いまの漫画市場を支えているのは、はっきり電子側と言えそう。

「漫画市場自体」はいまも大きな規模を保っています。出版科学研究所によると、2025年のコミック市場は紙と電子を合わせて6925億円でした。

数字だけ見ると「漫画はまだ強い」と言えますが、中身まで見ると景色はかなり変わっています。

※本記事はこちらのニュースを参考に作成されております。

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漫画市場はまだ大きいが、伸びているのは電子書籍側

ここでまず押さえたいのは、「市場が大きいこと」と「10代が以前と同じように読んでいること」は別の話だという点。

市場全体は大きくても、成長を支えているのが主に電子コミックである以上、紙の単行本やコミック誌を入り口にしていた昔ながらの読み方は弱くなっているのは間違いなさそう。

出版科学研究所によるコミック推定販売金額の推移グラフ。1995年、2017年から2025年までの積み上げ棒グラフで、内訳は電子コミック、紙コミック誌、紙コミックス。総額は2017年4330億円から2024年7043億円まで伸び、2025年は6925億円。電子コミックは拡大する一方、紙コミックスと紙コミック誌は減少傾向にある。
出版科学研究所の「コミック推定販売金額推移」グラフをキャプチャー。コミック市場は2017年以降伸びてきた一方、近年は紙コミックス・紙コミック誌が縮小し、電子コミックの比重が大きく高まっている。

いま起きている変化は「漫画コンテンツが終わる」ではなく、「どこで、どう読まれているか」の変化です。

シンナモ
シンナモ

漫画自体の売り上げはどうなも?

シンナモ
シンナモ

出版科学研究所2025年のデータだけで言えば、売上は下落してしまったなも。それでも、直近で低かった2017年から毎年着実に売上は増えてきたなも!

10代の読書習慣はどう変わっている?

そもそも、漫画以外の読書時間自体が減少傾向。裏付けるデータも存在します。

第69回学校読書調査では、2024年5月1か月間の平均読書冊数は中学生が4.1冊、高校生が1.7冊でした。

さらに、1冊も読まなかった不読者の割合は中学生23.4%、高校生48.3%とかなり目立つ結果に。

これは漫画だけの調査ではありませんが、特に高校生では「本を読む時間そのもの」がかなり細っていることがわかります。

シンナモ
シンナモ

本を読む時間そのものが減ってる…言われてみれば、シンナモも最近新しい本を読んでないなも。

漫画の読み方の変化を示す公開一次データとして、紙版と電子版を分けた最新の公表値は2023年のベネッセ教育総合研究所・東京大学社会科学研究所の資料

この時点では、電子コミックの利用は学年が上がるほど高まり、高校生では約半数に達していました。

一方、より新しい2025年の同プロジェクトのダイジェスト版では、紙と電子を分けた冊数ではなく、「マンガや雑誌を読む(電子版を含む)」時間の推移が示されており、本やマンガ・雑誌を読む時間はすべての学校段階で減少

スマホ利用時間が大きく伸びるなかで、読む行為そのものの時間が細っている、という事情もありそうです。

シンナモ
シンナモ

ボクもついついスマホを見ちゃったりして、中々本を読むってとこまでいかないこともあるなも…そういう現代ならではの理由もあるかもしれないなもね。

ユーザーの声

実際にユーザーの読者に対する姿勢や意見はどうなのか、Xのポストを辿ってリサーチしてみました。

こちらのユーザーはアニメはながら見しやすいが、漫画は集中して読む必要がありながら読み出来ないとの意見を採取したとのこと。確かに漫画の「ながら読みは」は難しいですね。

シンナモ
シンナモ

言われてみればその通りなも。アニメは作業中にかけて流し見出来るし、勝手に進むから気軽に見れるのもありそうなも!

こちらのユーザーは児童精神科医からの一言が腑に落ちたとの意見。お小遣いで買える漫画の量は限られますが、動画(YouTube等)は基本無料。しかもそこは絶えず新しい娯楽にあふれ中々飽きも来ません。

シンナモ
シンナモ

ボクもよくYouTubeのショート動画を見るけど、寝る前に見ようものなら生活リズムが終わるなも。軽く10分位…のつもりが気がつけば1時間経ってた…なんてことは一度や二度じゃないなも。

最後にご紹介するこちらのユーザーはガンガンJOKER所属の樋口氏。同氏は毎月22日発売のガンガンJOKER(スクウェア・エニックス)編集部10年目のベテラン編集者さん。

どうやら、今回のニュースで日本のコミックアプリの利用率に触れられてないのが気になり調べてみたとのこと。

編集者ならではの視点から【10代の「マンガ離れ」】というよりも【雑誌からアプリ・WEBへと読む場所が移行している】と捉えるほうが自然では、との意見。

筆者も隙間時間でコミックアプリの漫画を読むことは多いです。ログインボーナス等で貰えるチケットを使って無料で読んだりできるので毎日のちょっとした楽しみになってます。

まとめ:10代の漫画離れは本当? データから見えた現実

結論として、漫画市場はまだ十分に大きく、電子コミックも伸びています。「漫画は終わった」とは言えません。

ニュースを通して筆者が強く思ったのは昔と今では漫画の読み方が変わったかも、という事。前は漫画の回し読みをしたり、クラスで話したり…今はアプリやSNSで友達とシェアしたり。

10代の漫画離れをめぐる違和感の正体は、市場の縮小ではなく、読まれ方と出会い方の変化にある。いま見えているのは、そんな現実かも知れません。

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シンナモ
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ここまで記事を読んでくれてありがとうなも!

シンナモ
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