東海道・山陽新幹線の「S Work車両」ってなに?S Work車両で叶える、ゆとりのある移動時間

東海道・山陽新幹線の「S Work車両」ってなに?S Work車両で叶える、ゆとりのある移動時間 コラム

在宅ワークで仕事をしている私ですが、新幹線で出かける機会もあったりして、ここ数年で気になっているのが、東海道・山陽新幹線で導入されたS Work車両

導入当時、それを知らなかった私は、ホームに入線してきた新幹線の7号車を窓越しに見て、びっくりしたんです。3列側の席の真ん中に「つい立て」。あれはなんだろう?と。

まだ私も乗ったことはなく、いろいろ知ってみたい。ということで、今回は自分も勉強しつつ、皆さんにご紹介できればと思います。新幹線の移動が多い方は、参考にしてみてください!

写真:JR東海


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🚅👩‍💻「S Work車両」ってどんな車両?

主には、東海道・山陽新幹線の車両の、7号車に設置されています。

いつの間にできた?

「S Work車両」JR東海道・山陽新幹線で最初に導入されたのは、2021年10月1日からで、最初は「のぞみ」だけにありました。

その後、2023年10月20日からは「ひかり」や「こだま」などにも設置され、より多くの車両で使えるようになっています。

「Sワーク」のSは、Seamless(シームレス:途切れのない)やShared(シェアード:分かち合う)といった意味が込められています。

Sワーク車は「ビジネスパーソン向け」車両👩‍💻

Sワーク車は、簡単に言うとビジネスパーソン向けの車両で「パソコン作業やWeb会議、電話もOKな車両」です。

普通の指定席だとちょっと気になるパソコンの“カタカタ”という音や、Web会議の声など、もちろん最低限、周囲に気を配ることも大切ですが、ある程度はこのSワーク車では、”お互い様”

逆に言えば、「お互いに作業をしているからこそ、適度な集中環境が守られている」車両なのです。

JR東海:🔗S Work 車両

S Work車両では、様々なコンテンツも楽しめる!

「S Work車両」では、S Work車両を利用される方のための専用サイトが用意されています。閲覧するには、各座席にあるQRコードをスマホなどで読み込んでアクセスします。

仕事に役立つ記事やコラム、移動時間を有効に使うためのビジネス向けコンテンツ、S Work車両の利用者だけが見られる案内や特典情報など、新幹線での移動時間を充実させる様々なコンテンツがあります。

また、S Work Pシートをご利用の方には、お得なクーポンもあります!

※東海道新幹線では、フリーWi-Fiとして、「Shinkansen Free Wi-Fi」や、S700Sではさらに通信量が多い「S Wi-Fi for Biz」がご利用いただけます。(詳しくはこちら。)

仕事をしていなくても大丈夫!📖

名前に「ワーク」とありますが、
必ず仕事をしていなければならないわけではありません。

本を読んだり、考え事をしたり、ただ静かに過ごしている人もたくさんいます。


💺S Work Pシートの「座席の優しさ」

Sワーク車両には「S Workシート」と「S Work Pシート」がある💺

Sワーク車両には、「S Work Pシート」「S Work シート」があります。

S Work Pシート:7号車の6~10番のAとC席、パーティションとドリンクホルダーあり。
S Workシート:7号車の6~10番のAとC席以外の席。形状は通常の席と同様。

通常の新幹線の座席は、3列(A.B.C席)と、2列(D.E席)がありますが、Sワーク車両では、6~10番のB席がなく、そのB席部分にパーティションとドリンクホルダーがあり、テーブルも、より手前に引き出すことができます。そのB席部分がなくなっている6~10番のAとCの席が、「S Work Pシート」、それ以外の席を「S Workシート」と言います。

知ってた?「S Work Pシート」では、「おしぼり配布」のサービスも!

東京~新大阪駅間の「のぞみ」と「ひかり」のS Work Pシートでは、巡回中の乗務員さんにお願いすると、おしぼりがもらえます!

写真:JR東海
写真はN700SのS Work Pシート

乗り降りの不安を解消する「プラス10cm」の余裕🧑‍🦯

「S Work Pシート」は、A席・C席の横に約10cmのゆとりがあります。

足元や横に少しスペースがあると、杖をついている方など、身体に不自由がある方や高齢者にとっては、立ち上がりや着席、上着の着脱が楽になり、隣の席の方に迷惑をかける心配が少なくなります。ビジネスパーソンだけでなく、身体に不自由がある方や高齢者にとっても、この「10cmの安心」が、移動の疲れを大きく変えてくれます。

「S Work Pシート」は荷物が多くても、足元が広々

書類などの荷物が多いビジネスマンはもちろん、身体に不自由がある方や高齢者にとっては、網棚に荷物を上げるのが難しいことも。

そんな時、「S Work Pシート」は、足元が横に広く、手荷物を足元に置いても、窮屈さを感じにくいのが嬉しいポイント。身体への負担を減らしながら、目的地までゆったりと過ごせます。


🚝✨「N700S」に乗れば、さらにSワーク車両は快適!

N700Sは 2020年から登場した新幹線の新型車両で、JR東海の最新車両です。末尾の「S」は最高を意味する「Supreme(スプリーム)」の略です。時刻表などで、どの時間を走るか確認することができます。

🔗JR東海・山陽新幹線時刻表(「お知らせ」の項目の【N700S運行列車】をご覧ください。PDF形式。)

より快適な「Wi-Fiサービス」が使える

N700Sの「S Work車両」では、従来の「Shinkansen Free Wi-Fi」の約2倍の通信容量を誇る、Wi-Fiサービス「S Wi-Fi for Biz」を、接続時間制限なしで使用できます。

※N700Sの8号車でも「S Wi-Fi for Biz」がご利用いただけます。

N700Sは全席にコンセントがある

N700Sは、全席にコンセントがあります。

お仕事で利用する機会が多いパソコンや携帯電話などの充電・給電時、隣の席の人に気を遣うことなくコンセントを使用できます!

※N700Aの車両だと、コンセントは窓側席・前後最前/最後列 のみになり、前後最前/最後列以外の通路側の席にはありません。

写真:JR新幹線ネット

N700Sには「ビジネスブース」もある!

N700Sでは、16両編成の場合の7・8号車間デッキ部に、ビジネスブースがあります。書類を大きく広げて作業したいときや、別の席の人と打ち合わせしたい、などの時に便利です。

Sワーク車両を利用されているお客様限定で、10分単位(1回あたりの予約の上限60分)で、利用人数は2名を上限とし、以下の価格で利用できます。コンセントやUSBポートも完備!座席やビジネスブースにあるQRコードから予約し、順番が来るとメールでお知らせします。

<ビジネスブース 利用料金>
30分まで 200円/10分
30分超60分まで 300円/10分

JR東海:🔗ビジネスブースのご案内

写真:JR東海


🎫🚅気になる「値段」と「席」はどんな感じ?

ということで、いよいよ価格のお話。普通車指定席やグリーン車と比較してみましょう。

普通車・グリーン車との比較表

項目普通車指定席SWork シートS Work Pシートグリーン車
価格通常指定料金通常指定料金通常指定料金+2,000円乗車券料金+
グリーン料金
(東京~新大阪間4,000~5,000円)
座席幅標準標準広め(横に余裕あり)かなり広い
雰囲気一般的集中・作業向け集中・プライベート感高級感・静寂

「ちょうどいい」選択肢としてのS Work Pシート

グリーン車はやはり一番乗り心地がいいということになりますが、お値段が。。。S Work Pシートなら、普通指定料金+2000円でちょっとしたゆとりが生まれます。「グリーン車ほど贅沢じゃなくていいけれど、普通車よりはゆとりが欲しい」という方に、まさに「ちょうどいい」選択かも!


📱「EX予約」「e5489(イーゴヨヤク)」で席を予約しよう

Sワーク車両を利用するには、駅の窓口での購入も可能ですが、発売開始直後に完売することがほとんど。EXサービス(JR東海)、「e5489(イーゴヨヤク、JR西日本)」でスマホなどから予約するのがおすすめです!

EXサービス、e5489での予約方法

「エクスプレス予約」や「スマートEX」、「e5489」では、「席種」や「きっぷの種類」などの項目から、「S Work シート」や「S Work Pシート」を選択して予約します。

「エクスプレス予約」や「スマートEX」の『EXサービス』での操作方法は、以下のURLを参照してください。
JR東海:🔗「スマートEX S Work シート」/「スマートEX S Work Pシート」の予約

「e5489」での操作方法は、以下のURLにあるPDFデータを参照してください。
JR西日本:🔗東海道・山陽新幹線「S Work車両」のご予約方法の拡充について


【まとめ】Sワーク車の「S Work シート」ねらい目では?

この記事を書いて気付きました。S Work Pシートだけじゃなく、Sワーク車S Work シート、ねらい目では?」

S Work シートは、普通指定席と料金は変わりませんが、おおむねどの駅でも改札に近い7号車EXサービスで、通常の普通指定席を選択すると7号車は選択できないので、予約の時に気づかれにくい!

たとえば、「ひかり」の場合、一般的に1~5号車が自由席で、8~9号車がグリーン車、6~7(7号車はSワーク車),10~16号車が指定席。多くの駅では、6~8号車付近が改札に近い構造です。

私はエクスプレス予約の会員で、予約時はアプリから座席を選択しますが、これまでS Work車を選ぶという考えが頭になく、いつもそのまま普通車の席種予約で、ほとんど、最初に表示されるのは11~12号車あたりでした。
足が悪い私は、本当は6~7号車付近を選びたいのですが、6号車などの混む車両とグリーン車、7号車はS Work車のためスキップされ、結果的に改札から遠い車両が最初に表示されます。

実際、手動で7号車を見に行くと、全席「×」のマークで選択できません。

足に不自由がある、次の乗り換えまでに時間がないなど、改札に近い車両を選びたい皆さん!S Work Pシート(追加料金あり)を希望しない場合でも、席種で「S Workシート」を選択することで、普通指定席と同額で7号車を予約できる可能性があります!「11号車、12号車」といった、改札まで遠い車両を選択せずに済むのです!

今回の記事を書いたことで、自分にとっても、とても有益なことを知ってしまいました。Sワーク車、大注目です!


<関連記事> 新幹線で上京して、部屋探しをする皆さんの参考になれば!

<参考記事>

・JR東海:🔗S Work 車両
・JR東海:🔗JR東海・山陽新幹線時刻表(「お知らせ」の項目の【N700S運行列車】をご覧ください。PDF形式。)
・JR東海:🔗ビジネスブースのご案内
・JR東海:🔗「スマートEX S Work シート」/「スマートEX S Work Pシート」の予約
・JR西日本:🔗東海道・山陽新幹線「S Work車両」のご予約方法の拡充について

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