【実体験】ポチったら偽物!? 口座情報も盗られた!ネット詐欺にご用心

【実体験】ポチったら偽物!? 口座情報も盗られた!ネット詐欺にご用心 体験談・インタビュー

ネットで好きな服を見つけて、ポチッと購入。でも届いたのは、画像に似せて作られた色も違いすぎるペラペラの服。よくみると返品不可で電話もつながらない。かなり経ってから、ポイントで返すってメールだけが送られてきて。二度とここで買うわけないのにポイントって。。。

悲しくも、これは私の実体験です。。。。
ネット通販が身近になった今、詐欺まがいの手口もますます巧妙になっています。

安さや便利さに惹かれて利用したはずが、個人情報を抜かれたり、偽物をつかまされたり…。
この記事では、実際に私が経験したネット詐欺のリアルな体験談と、被害を防ぐための対策法をご紹介します。


本当にあった怖い話 ~ネット通販詐欺の実態~

ネットで見つけた服が大失敗だった話

最近、ネット通販で偽物や粗悪品をつかまされるケースが増えているようです。

冒頭でもお話しした通り、私もSNSで見かけたふんわりしたカーディガンを購入したところ、届いたのはペラペラで縫製も雑な全くの別物。返品しようにも連絡はつかず、よく見ると海外サイトで住所も不明。日本の「クーリングオフ」制度も使えませんでした。

だいぶたってから「ポイントで返金します」とメールが来たものの、そのサイトをまた利用しようなんて思いませんし、、。

購入する前に、会社情報をきちんと確認しなかったのが悔やまれます。
特に海外サイトの場合、日本の「クーリングオフ」などの消費者保護制度が適用されにくいので、注意が必要ですね。

「その荷物、本当に頼んだ?」代引きトラブルにご注意を

注文していないのに代引きの商品が届く「送りつけ詐欺」も横行しています。

これも私のきょうだいの被害体験。家族宛の荷物を別の家族が受け取り、代金を立て替えた後、本人が「そんなもの頼んでいない」と。慌てて警察に行くも、料金を支払ってしまったら取り戻せないと言われ、、。販売元とも連絡が取れず、そのまま泣き寝入りに。

配送業者によっては、代引きは配達前に確認の電話をすることもありますが、それは配達員や金額によるため、必ずではありません。

代引きで注文した場合は、家族にもその情報を伝えておきましょう。不審な荷物が届いたときは、すぐに受け取らず、いったん持ち帰ってもらい、確認してから対応するようにすると安心です。


1000円で口座情報が!? 個人情報の危険な取り扱い

「返金します」にご注意を – 小さな金額でも油断は禁物

「返金のために口座情報を教えてください」といった連絡は、やった~!と思いがちですが実はこれ、個人情報を抜き取るという「返金詐欺」かも!?

私がかつて登録したネットサービスで「ネット通販で不備があったので1000円を返金します」と会員に発信がありました。返金のために口座情報と、本人確認のために身分証の写真を送ってと言われましたが、私は怪しく思いスルー。

そうです。たった1000円のために大切な個人情報を隅々まで渡してしまことに!

金額が少なくても、安易に個人情報を教えるのは危険です。「返金」という言葉には、くれぐれもご注意を。

退会できないサイトに注意!

利用をやめたいと思った時に、退会できないサイトがあります。

例えば、ある通販サイトでは退会フォームがなく、退会依頼は電話のみ。しかし電話がつながらないため会員情報が削除できない!もしくは電話がつながっても継続をしつこく促されるなどもあります。

登録前に退会方法をしっかり確認しておくことが大切です。また、退会のすべがない場合も、会員情報を変更できる場合は、念のため、実際とは全く違う情報へ変更し、入会時や購入時にクレジットカード情報を入力した場合は、クレジットカード自体の番号を変更しておくことをお勧めします。

カード情報やパスワードが盗まれる!~フィッシング詐欺~

銀行などを装ったメールで偽サイトに誘導し、パスワードやカード情報を盗もうとする詐欺が増えています。

そんなメールが届いた場合は、リンクはクリックせず、まず利用しているサービスの公式サイトを検索し、確認するようにしましょう。

金融機関がメールでパスワードや暗証番号を聞くことはありません。もし怪しい画面で情報を入力してしまった場合は、すぐにパスワードを変更し、カード会社や銀行に連絡しましょう。

また、二段階認証(※)や、クレジットカードでは3Dセキュア(※)を設定しておくと安心です。

怪しいメールは開かずに削除し、必要であればフィッシング被害として報告しましょう。

☝️二段階認証とは?>
インターネット口座の二段階認証は、ログインや送金時にパスワードに加えてもう1つの確認をする仕組みです。
スマホに届くコードや認証アプリを使って、本人かどうかを確かめます。
パスワードだけよりも安全性がグッと高まります。

☝️3Dセキュアとは?>
3Dセキュアは、ネットショッピング時に使われるクレジットカードの本人認証サービスです。
購入時、パスワードやSMSコードの入力などで本人確認を行い、不正利用を防ぎます。
「Visa Secure」や「Mastercard ID Check」などがその一例です。


ネットフリマ・オークションで増える購入トラブル・詐欺

フリマアプリやオークションサイトでは、写真と実物が違う商品が届かない対応が不十分などのトラブルが起こることがあります。

出品者が意図的に情報を伏せることもある

私の経験ですが、フリマでのとある電化製品の購入時、出品者に製造年月を尋ねたところ「わからない」との返答でしたが、実際に届いた商品にはしっかり記載があり、製造から7年も経った古い在庫品でした。未使用とはいえ、経年から考えると高額な値付だったため、意図的に情報を伏せていたと感じざるを得ませんでした。

こうしたこともあるので、購入前に細かい点まで確認し、確認できない場合はそれを承知で購入するか、購入を控えたほうが良いかもしれません。

出品者の評価を見る:過去の取引が信頼のヒント

取引相手が信頼できるかどうかは、評価を見ればある程度わかります。

良い評価の数だけでなく、「悪い」や「普通」の評価内容を見て、丁寧な対応をしている人かどうかチェックしておきましょう。

また、取引の際の出品者とのやり取りや、商品の情報などは詳細に記録しておくことも重要です。

サイトのサポートが手薄の事が多い

フリマアプリやオークションサイトでは、トラブルが起きたときに十分なサポートが受けられないことがあります。
たとえば、トラブルが発生しても、運営は当事者同士でのやり取りを促すだけで、積極的な調査や補償はあまり行われません。

フリマアプリやオークションサイトは、多少のリスクがあると理解して、うまく活用していくのがよいのかもしれません。


通販やオークションで「あれ?おかしいかも」と思ったら

ネット通販で「ちょっと変だな」と感じたら、まずは販売サイトの規約や連絡先を確認し、すぐに返品やキャンセルの手続きをしましょう。

ただし、詐欺サイトの場合は「キャンセルは電話のみ対応」など、簡単にキャンセルできない仕組みになっていることもあります。

そんなときは、支払い方法によって対応を変えるのがポイントです。

  • コンビニ払い:支払いに行かず、放置しましょう。
  • 代引き:商品が届いても受け取らないでOKです。
  • クレジットカード払い、電子マネー払いカード会社や電子マネー事業者にすぐ連絡し、支払いの取り消しを相談しましょう。

対応が早ければ、被害を防げる可能性もあります。
もし取り消しが難しい場合は、念のためカード番号の変更をおこなっておきましょう。

オークション・フリマサイトのサポートページ

各オークション・フリマサイトのサポートページは以下の通りです。もしトラブルに巻き込まれたら、以下のURLから確認してみてください。

相談は気づいたら「すぐ」行いましょう。時間が経つごとに解決が難しくなります。


被害に遭わないためのチェックリストと対策法

ネット通販は「安心できるお店」で選ぼう

最近よく言われているのは、InstagramなどのSNSや、ネットゲームアプリなどの広告からアクセスしたサイトは要注意です。

また、ネットで買い物をするときは、Amazonや楽天など信頼できるサイトを使うのがおすすめです。
出品者の審査やサポート体制がしっかりしているので、万が一のときも安心です。

おすすめの通販サイト

そうはいっても、上記のサイト以外で買いたいこともありますよね。そんな時はトラブル時のクーリングオフなどを考え、日本国内のサイトを選んだり、友人や家族がすでに利用し、問題のないサイトを使うなど注意してみましょう。

「安さ」だけで選ぶより、「安心して買えるかどうか」が大切です。

買い物する前に、サイトの会社情報などをチェックしよう

買い物をする前に、そのサイトのURLと運営会社の情報をチェックする習慣をつけましょう。

最近では、本物そっくりの偽サイトも増えていて、見分けがつきにくくなっています。
特に、「〇〇.shop」や「〇〇.xyz」といった見慣れないドメインや、連絡先にフリーメール(Gmailなど)を使っている場合は注意が必要です。

運営会社の情報がはっきりしないサイトは、利用しないのが安心です。

安全な支払い方法を選ぼう!カード情報の入力は慎重に

カード払いを使わないのに、カード情報の入力を求められるサイトは要注意です。

たとえば、コンビニ払いを選んだのにカード情報の入力が必須の場合、カード払いのみの場合などは、疑ったほうが良いでしょう。

また、カード情報の登録ができるサイトは、登録せずに、面倒でも都度入力して買い物する方がよいでしょう。

買う前にひと手間、安心のための「口コミ・レビュー」チェック

ネットで買い物をするときには、レビューや口コミをよく確認しましょう。

「商品名+詐欺」や「ショップ名+口コミ」で検索すると、過去のトラブル例が見つかることもあり、購入を見直すきっかけになります。

ただし、不自然に高評価ばかりだったり、似たような文章が多い場合は“さくらレビュー”の可能性も。評価の偏りにも注意しましょう。

安心してお買い物を楽しむために、ぜひ購入前に実践してみてください。

<☝️さくらレビューとは
商品の評価をよく見せるために、意図的に良い口コミを投稿することです。

不自然に高評価が多く、見る人を信じ込ませて購入へ誘導するケースがあるため注意が必要です。


【まとめ】怪しいと思ったら「買わない・登録しない」が最強の防衛策!

最後に、ネット詐欺に合わないためのポイントは以下の通りです。

✔ 自分を守るためのポイント

  • ✅ 初めてのサイトは「会社情報・退会方法・支払い方法・口コミ」をチェック
  • ✅ 偽サイトを見分けるには、URLやドメイン、連絡先メールを確認
  • 個人情報は絶対に簡単に渡さない([返金するので口座情報をお知らせください]に注意)
  • ✅ SNSやネットゲームに表示される広告や、あまりに安すぎる商品には要注意
  • ✅ ネット詐欺かもと思ったら、すぐにキャンセル、支払いの取り消しを相談

あなたの情報とお金は、あなたにしか守れません。
「ちょっと怪しいかも」と感じたら、迷わず離れる勇気を持ちましょう!

📚 参考リンク

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