在宅ワークが日常となった今、自己管理の重要性が高まっています。特に、気分や体調の変動を把握し、適切に対処することは、仕事の効率や生活の質を向上させる鍵となります。iPhoneに標準搭載されている「ヘルスケアアプリ」を活用すれば、手軽に心身の状態を記録し、健康管理に役立てることができます。
ということで、今回はそんな「ヘルスケアアプリ」を紹介します。
iOSヘルスケアアプリの基本機能と活用法
iPhoneに標準搭載されている「ヘルスケア」アプリは、健康に関するさまざまなデータを一元管理できる便利なツールです。特に、iOS 17以降では「こころの健康」機能が追加され、気分や感情の記録が可能となりました。これにより、日々の気分の変動を把握し、生活習慣との関連を分析することができます。
主な機能
- 気分の記録：スライダーで気分を評価し、その要因（仕事、人間関係、睡眠など）をタグ付けできます。
- データの可視化：記録したデータはグラフで表示され、長期的な傾向を確認できます。
- 他のデータとの連携：睡眠、運動、食事などのデータと気分を関連付けて分析できます。
気分の波を記録する方法
1. ヘルスケアアプリを開く
ホーム画面から「ヘルスケア」アプリを起動します。
2. 「こころの健康」を選択
アプリ内の「こころの健康」セクションをタップします。
3. 気分を記録
「気分を記録」ボタンをタップし、スライダーでその日の気分を評価します。次に、その気分の要因を選択します（例：仕事、睡眠、人間関係など）。
4. データの確認
記録したデータは、グラフやリストで確認できます。長期的な傾向を把握することで、生活習慣との関連を分析できます。
記録データを活用した体調管理術
気分の記録を続けることで、以下のような体調管理に役立てることができます。
1. ストレスの兆候を早期に発見
特定の曜日や時間帯に気分が低下する傾向が見られれば、ストレスの兆候と捉え、早期に対策を講じることができます。
2. 生活習慣との関連を分析
睡眠不足や不規則な食事が気分に与える影響を把握することで、生活習慣の改善に繋げることができます。
3. メンタルヘルスの維持
定期的な気分の記録は、自己認識を高め、メンタルヘルスの維持に役立ちます。
おすすめの補助アプリと連携活用法
ヘルスケアアプリと連携できる補助アプリを活用することで、より詳細なデータの記録や分析が可能となります。
1. Moodistory（ムーディストーリー）
Moodistoryは、気分と行動・出来事を記録し、メンタルヘルスを管理するアプリです。文字入力なしで簡単に日記エントリーが作成でき、カレンダーやピクセル表示で気分のパターンや行動・出来事との関連が視覚的に確認できます。
- App Storeリンク： Moodistory
2. MuudWave（ムードウェーブ）
MuudWaveは、日々の気分の変化を丁寧に・繊細に・簡単に記録できるiPhone/iPadアプリです。変化の記録に注目し、前日との相対的な変化を把握することができます。
- 詳細記事： MuudWaveの紹介
まとめ
在宅ワークを快適に続けるためには、日々の気分や体調を把握し、適切に対処することが重要です。iPhoneの「ヘルスケアアプリ」を活用することで、手軽に心身の状態を記録し、健康管理に役立てることができます。さらに、MoodistoryやMuudWaveなどの補助アプリと連携することで、より詳細なデータの記録や分析が可能となり、メンタルヘルスの維持に繋がります。
スマホに健康状態を記憶することで、日々の状況を刻々と知ることが出来て非常に便利です。また持ち歩くことも出来て一石二鳥！
気分を落ち着かせるには、猫との暮らしも捨てがたいですが・・・。自己管理は日々やっていかないとですね！
日々の記録を習慣化し、自分自身の状態を把握することで、より健康的な在宅ワークライフを実現しましょう。
